ブレインデッド

braindead.jpg未知の生物ラット・モンキーから感染していくゾンビ騒動を描いたスプラッター・ホラー。

出演:ティモシー・バルム、ダイアナ・ペニャルヴァー、エリザベス・ムーディ、イアン・ワトキンほか
音楽:ピーター・ダゼント
脚本:ピーター・ジャクソン、スティーヴン・シンクレア、フランシス・ウォルシュ
監督:ピーター・ジャクソン


スプラッター・ムービーの極北。

この作品ほどストーリーや登場人物など通常作品の重要なファクターになるべきものが、そのヴィジュアルの前に霞んでしまう作品もないでしょう。
恐らく、この作品を見た全ての人の脳裏に焼き付くのは画面一杯に広がる血の海だけ。
クライマックスで延々と続く、プール一杯分の血糊を使ったというゾンビ大量殺戮(って元々死んでるけど)シーンは凄過ぎて笑うしかありません。
散々色んな方法で殺しておいて、最後にまだ芝刈り機が出てきますからね。
クライマックスだと思ってたシーンが、実は更に壮絶なクライマックスの盛り上げ役でしかなかったという衝撃的なバトル・シーンは映画史に残る名場面。
主人公ライオネルを演じたティモシー・バルムの狂気に取り憑かれた異様なテンションと引き攣った笑顔の不気味さも必見です。

突然ブチ切れるマザコン青年ライオネル、最初から特殊メイクじゃないかと思うほど恐い腐りゆくライオネルの母親、全然魅力的じゃないちょっとウィノナ・ライダー似のヒロイン、突然カンフーを繰り出す神父と登場人物も曲者揃いで、何でもアリ、ツッコミ所満載のストーリーと共にこの作品をオリジナルなものにしています。

昔見た時は分かりませんでしたけど、オープニングで出てくるスカル・アイランドなんてもろに「キング・コング」。
こんな時からピーター・ジャクソンはキング・コングへの愛を露わにしてたんですね。
それにしても、この作品が作られた当時、その後ピーター・ジャクソンが「ロード・オブ・ザ・リング」や「キング・コング」を作って、その上アカデミー賞まで受賞するとは誰も想像出来なかったでしょうね。

これぞ最強のスプラッター。


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