ミスト
人々が突然町を包み込んだ濃い霧とその中に蠢く不気味な生物たちの恐怖でパニックに陥っていく様を描いたスティーヴン・キングの「霧」を映画化した傑作ホラー。
出演:トーマス・ジェーン、マーシャ・ゲイ・ハーデン、ローリー・ホールデン、アンドレ・ブラウアー、トビー・ジョーンズ、ウィリアム・サドラー、ジェフリー・デマン、フランシス・スターンハーゲンほか
音楽:マーク・アイシャム
脚本:フランク・ダラボン
監督:フランク・ダラボン
これまで監督した長編映画3本(「ショーシャンクの空に」「グリーンマイル」「マジェスティック」)の内、実に2本がスティーヴン・キング原作というフランク・ダラボン。
実は監督デビュー作もスティーヴン・キングの短編「312号室の女」だったというこのフランク・ダラボンの6年ぶりとなる新作は、またもやスティーヴン・キング原作の映画化。
しかし、これまでと違うのはスティーヴン・キングの本領であるホラー作品であるという事。
あまり知られていませんが、元々フランク・ダラボンは「エルム街の悪夢3」「 ブロブ」「ザ・フライ2」といったホラーの脚本を書いていた監督。
「ショーシャンクの空に」と一緒に映画化の権利を買っていたというこの「ミスト」は、まさに”満を持して”の作品なのです。
勿論、不安はありました。
過去に成功例を持つフランク・ダラボンとは言え、それは非ホラー作品での事。
何しろスティーヴン・キング原作の映画化、中でもホラー作品はその独特の世界観故、失敗作に終わる事が多いからです。
しかし、それは全くの杞憂でした。
「ミスト」は傑作と呼ぶに相応しい素晴らしい作品です。
“霧と、その中に蠢く奇怪なモンスターたちは一体何なのか”
こんな事は作品を形作る上でのほんの一片でしかありません。
“日常では想像も及ばない極限状況下におかれた時、人間はどんな本性をあらわにするのか。
そして、そこに果たして希望はあるのか”
これこそがこの作品のテーマであり、多くのスティーヴン・キング作品に流れるテーマです。
人間の強さ、弱さ、優しさ、恐ろしさ…。
恐怖が不信を呼び起こし、理性と思考を奪い、妄信と悲劇を生む。
それをスーパー・マーケットという閉ざされた空間で展開させ、9.11以降の現実世界とリンクさせる脚本は見事と言うほかありません。
何よりスティーヴン・キングに「原作を書いた時に思いついていればこれをエンディングにした」と言わしめたエンディングが、この作品を傑作たらしめています。
あの絶望と希望が入り混じった何とも言えない後味の悪さはそうそう味わえるものではありません。
悪い事は言いません。
この作品は原作以外の事前情報を入れずに観て下さい。
そして、決して「ショーシャンクの空に」や「グリーンマイル」のような作品を期待しない事。
「1408」の出来はどうなんだろう。
Tag: アンドレ・ブラウアー, ウィリアム・サドラー, ジェフリー・デマン, スティーヴン・キング, トビー・ジョーンズ, トーマス・ジェーン, フランク・ダラボン, フランシス・スターンハーゲン, マーク・アイシャム, マーシャ・ゲイ・ハーデン, ローリー・ホールデン
sinさん☆
こんばんは〜
楽しめたのね!
わたしも傑作といってもいい出来じゃないかと思いましたわ☆
狭い中で極限状態になった人間の感情の起伏とか、仲間割れとか
会話でも映像でも楽しめたし。
なんといってもあのラスト!
変に助かって終りにならないところがすごく良かった。
『1408』も面白いみたいですよ♪
楽しみ〜^^
いらっしゃいませ!
いやぁ、本当に面白かったです。
スティーヴン・キングの作品って人間の心理描写が肝だと思うので、その点でも見事でしたね。
マーシャ・ゲイ・ハーデンが怖かった〜
あのラストは最高でした。
エンドクレジットは何かありそうな気配匂わせておいて、結局何にもなしでしたけど…。
「1408」期待してます!
>音楽:マーク・アイシャム
ここに反応する自分が居る…(^^;)
そう言えばUKの再発盤は…(涙)
>Junさん
僕もクレジット見て驚きました。
なかなか良いスコアでしたよ〜
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●8月29日(日) 六合
会場:東京 新宿Motion
開場:16:30 / 開演:17:00
前売:2,500円 / 当日:3,000円 (1drink別)
出演:大鴉 / EARLY CROSS / Wistaria / function code() / 六合
※六合の出番は3番目、19時に出演予定です。
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