10 月 20

bekindrewind.jpgひょんなことからハリウッド映画をホームビデオで勝手にリメイクしてしまうおバカな男たちの姿を、映画愛と手作り感いっぱいに描いたハートウォーミング・コメディ。

出演:ジャック・ブラック、モス・デフ、ダニー・グローバー、ミア・ファロー、メロニー・ディアス、シガーニー・ウィーバーほか
音楽:ジャン=ミシェル・ベルナール
脚本:ミシェル・ゴンドリー
監督:ミシェル・ゴンドリー



まずはYouTubeで”Sweded”を検索。
世界中には愛すべきバカたちが沢山いる事が分かってニンマリしてしまいます。
この”Sweded”とは何か?
それはこの作品内で、ジャック・ブラックたちが手作りビデオをお客さんに誤魔化す為に「このビデオは”Sweded(スウェーデン製)”なんだよ」と適当すぎる言い訳をした事から、この”Sweded”という造語が映画好きに広まり、YouTubeなどで”Sweded”作品がブームになったというわけなんです。
それくらいこの作品の中で名作の数々が”Sweded”されていく様子は印象深く、誰しもが自分たちでもやってみたくなる事請け合い。
僕がこの作品のストーリーを最初に知った時、「絶対にこれは爆笑必至の作品になるに違いない!」と確信したのもそこが大きな理由でした。

しかし、実際に観てみてそれは良い意味で裏切られました。
名作の数々を”Sweded”するのはあくまでストーリーの過程であって、作品のテーマではなかったんです。
そう、この作品はジャック・ブラック主演のおバカコメディではなく、現在の映画界へのアンチテーゼを多分に含んだ感動作でした。

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7 月 26

tenaciousd.jpg誰よりもロックを愛するおバカな2人組が、ロックで頂点を目指す壮大な冒険の旅路を、“テネイシャスD”の真骨頂であるロック・スピリッツと過激な下ネタ、そして驚異のロック人脈を駆使して描き出すロックンロール・おバカ・コメディ。

出演:ジャック・ブラック、カイル・ガス、JR・リード、ロニー・ジェイムス・ディオ、ティム・ロビンス、デイヴ・グロール、ベン・スティラー、ミート・ローフほか
音楽:アンドリュー・グロス、ジョン・キング、テネイシャスD
脚本:ジャック・ブラック、カイル・ガス、リアム・リンチ
監督:リアム・リンチ



「バットマン/ダークナイト」などの幾つかのトレイラーの後、いつもと同じように盗撮禁止のCMが流れ、スクリーンにいよいよタイトルが登場。
その左下に燦然と輝く、”字幕監修:伊藤政則”の文字。
本編が始まる前にひと笑いしてしまいました、すいません。

ストーリーはもうくだらないの一言。
他に表現の仕様がないですね。
ジャック・ブラックのファンじゃないと正直厳しい内容だと思います。
映画というよりはむしろテネイシャスDのPVですねこれ。
でも、これだけくだらないストーリー、と言うか、中身があってないようなストーリーだからこそジャック・ブラックが好き放題暴れまくれて、その暑苦しい魅力を思う存分発揮出来たんだと思います。グロいホラーでもないのにR15に指定されてしまったのも納得の下ネタのオンパレードも全然エロくないのは、このジャック・ブラックの愛すべきキャラクターのお陰でしょうね。
こんなおバカな作品を堂々と作ってしまうジャック・ブラックを僕は愛さずにはいられません。

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4 月 6

wedding_crashers_ver1.jpg他人の結婚式に忍び込んでは女の子をナンパするおバカなお調子者コンビそれぞれの恋の行方をコミカルに描いたラヴ・コメディ。

出演:オーウェン・ウィルソン、ヴィンス・ヴォーン、レイチェル・マクアダムス、クリストファー・ウォーケン、アイラ・フィッシャー、ウィル・フェレルほか
音楽:ロルフ・ケント
脚本:スティーヴ・フェイバー、ボブ・フィッシャー
監督:デヴィッド・ドブキン



本国アメリカでは全米No.1、興収200億円超えの大ヒット!
にも関らずビデオ・スルーされてしまった余りにも可哀想な作品。

最初はオーウェン・ウィルソンとヴィンス・ヴォーンの2人じゃちょっと弱いかなぁ、やっぱりベン・スティラーがいないとダメかなぁ、なんて思いながら見始めたんですが、とんでもない!
少しこの2人を見くびっていました。
2人とも”フラットパック”のメンバーだけあって息もピッタリだし、何より弾けっぷり、ダメ男ぶりが最高。
演じるのを楽しんでいる様子が画面を通して伝わってきます。
特にヴィンス・ヴォーンはガタイもデカければ、胡散臭い動きもデカい。
最近アメリカでもぐいぐい人気急上昇中らしいですが、これを見たらそりゃファンも増えますよね。
オーウェン・ウィルソンもあの捨て犬のような瞳と狡猾さで笑わせてくれるし、ゲスト出演のウィル・フェレル(クレジットなしでもバレバレ/笑)に至ってはインパクトありすぎ。
ほんと”フラットパック”恐るべしです。

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3 月 18

51ueyqqekol.jpgお互いが腰の部分でくっついている結合双生児が繰り広げるドタバタとそんな2人の心の絆を、きわどい笑いを織り交ぜ描いたハートウォーミング・コメディ。

出演:マット・デイモン、グレッグ・キニア、エヴァ・メンデス、シェール、シーモア・カッセル、メリル・ストリープほか
音楽:マイケル・アンドリュース
脚本:ピーター・ファレリー、ボビー・ファレリー
監督:ピーター・ファレリー、ボビー・ファレリー


この作品を見るまでファレリー兄弟の作品は見た事がなかったのですが、この作品を見て一気にファレリー兄弟のファンになってしまいました。
ここまで笑わされて、その上泣かされる作品、そうはありません。

「結合双生児」を題材にしてる、というだけで顔をしかめる人もいるかも知れません。
実際、これを映画化する時も映画会社からは反対されたそうですし、日本公開もお蔵入り寸前だったとか。
確かにハンデを持ってる人に対する配慮は必要だと思いますが、それを殊更特別視するのはどうでしょう。
そういった事が少なからず、差別や偏見に繋がっているんじゃないでしょうか。
どこかに書いてありましたが、この作品に対して顔をしかめる人こそ偏見を持ってる人ではないかと思います。

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3 月 7

zoolander.jpg男性スーパー・モデルである主人公が巨大な陰謀に巻き込まれていく姿を描いたおバカコメディ。

出演:ベン・スティラー、オーウェン・ウィルソン、クリスティーン・テイラー、ウィル・フェレル、ミラ・ジョヴォヴィッチほか
音楽:デヴィッド・アーノルド
脚本:ベン・スティラー
監督:ベン・スティラー


「おバカな作品を一つ挙げよ」

と言われたら、瞬時にこの作品を挙げると思います。
ベン・スティラーって日本では結構過小評価されてるように思いますが、あのバカっぷりはそうそう真似出来るものではありません。
この作品は、そのバカさが最大限に発揮された作品と言っても過言ではないくらいおバカなシーンの連続。
と言うか、そういうシーンしかありません。

洗脳でスーパーモデルを暗殺者に仕立て上げるという設定からして笑えますが、そのスーパーモデルというのがベン・スティラーとオーウェン・ウィルソン。
「ブルー・スティール」や「フェラーリ」、そして「マグナム」(どれも一緒にしか見えない)と大層な名前を付けたベン・スティラーのキメ顔と、2人のウォーキング対決が素敵すぎです。
随所に盛り込まれた有名映画のパロディ・シーンも楽しいし、ワム!、マイケル・ジャクソン、フランキー・ゴーズ・トゥ・ハリウッドなど80年代のヒット曲がバンバンかかるのもポイント高し。

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3 月 1

51xhdzsh37l.jpgバンドをクビになった男がひょんなことからエリート小学校の教員となり、管理教育に漬かりきった生徒たちに“ロックの精神”をたたき込む痛快ロックンロール・コメディ。

出演:ジャック・ブラック、ジョーン・キューザック、マイク・ホワイト、サラ・シルヴァーマンほか
音楽:クレイグ・ウェドレン
脚本:マイク・ホワイト
監督:リチャード・リンクレイター


映画館で観て、レンタルで借りて見て、DVDで買って見て、それでもやっぱり最高だと思える傑作。

ロックを映画として、デフォルメはありつつもここまで大衆に分かる形で表現した事だけでも素晴らしいのに、この作品は子供たちからの視点だけではなく、大人の視点からも生きる上での苦悩や後悔、そして夢や希望といった人生そのものを、正直に、そしてユーモラスに描いています。
そこにまず拍手を贈りたい。
ストーリーやキャラクターそのものの掘り下げはそれ程深くないんですが、それも当然。
だってシリアス・ドラマじゃないですから。

だからこそ、決してロック好きじゃないと楽しめない作品ではなく、ロックを全く知らなくても楽しめる作品に仕上がっています。
その上で、子供が見ても、大人が見ても楽しめる事請け合い。
案外この映画をきっかけにロックに目覚めたりして。
それ程リチャード・リンクレイターの演出のバランス感覚は見事です。

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