デッドコースター/ファイナル・デスティネーション2

大ヒットショッキングホラー「ファイナル・デスティネーション」の続編。
主演は「ヴァージン・スーサイズ」「ホネツギマン」のA.J.クック。
共演に、前作から引き続いての出演となるアリ・ラーター。
監督は「マトリックス・リローデッド」のアクション監督を務めたデヴィッド・R・エリス。

2作目のジンクスというのはどのシリーズにも付き物ですが、この「デッドコースター」はそんなジンクスなどお構いなしに全てにおいてパワーアップしてます。
基本路線は全く同じなのですが、前作のヒットで予算が増えたせいか、冒頭のハイウェイでの大クラッシュ・シーンから迫力満点。
その後も、次から次へと前作以上にスリリングなシーンの連続です。
流石、「マトリックス・リローデッド」のアクション監督が撮ってるだけありますね。

アクション要素が高くなって、死に方も、衝撃度、残酷度、どれを取っても前作の数段上をいってます。
しかも、ありがちなホラーと違って、そう簡単に予想出来ない死に方が多いんです。
ちょっと安心しようもんなら、次の瞬間!

ほんと最後まで目が離せません。
脚本もなかなか良く練られていて、前作を伏線として使ってしまうあたりなんか「やるなぁ」と唸ってしまいました。

ただ、前作の何倍も色んな面で派手になった為に現実味が薄れてしまったのは確かですね。
まず現実では起こり得ないような死に方が多いのでリアリティを伴った怖さはあまりありません。

そこが唯一残念な所でしょうか。

まぁ前作が楽しめた人なら間違いなく満足出来る作品です。

ありきたりなホラーに飽きた人に是非オススメしたい1本。


ファイナル・デスティネーション

死の運命から逃れようとする高校生たちの姿を描いた異色のショッキング・ホラー。
主演は「EX/エックス」「Dear フレンズ」のデヴォン・サワ。
共演に、「TATARI」「アメリカン・アウトロー」のアリ・ラーター。
監督は「X-ファイル」の脚本家で、本作が初監督となった「ザ・ワン」のジェームズ・ウォン。

この作品が多くのホラー映画と違うのは、“敵”の姿が見えない事。
普通ホラーと言うと、幽霊やモンスターなど見た目も怖い感じの存在が大体ハッキリいるものなんですが、この作品にはそれがいません。

それは“死”という運命そのものが敵だからです。
うっすらとその存在は感じるけど、決して目には見えない。

そんな、いつ、誰に、何処から、どんな形で襲ってくるか分からない死への恐怖感と巧みな展開が作品をスリリングなものにしています。

これはもう単純にアイデアの勝利ですね。
目の付け所が良いです。
勿論それだけではなく、数々のホラー映画を見てきたであろう新人監督と若手キャスト&スタッフによって作られただけあって、テンポもかなりスピーディで最後まで全くダレません。
と言うか、中盤以降は息つく暇が無いほど。
しかも、下手に作り手にスプラッター描写への免疫があるせいか死に方がどれも派手&グロいです。
でも、どれも決して有り得ないような非現実的な死に方じゃなくて、誰にでもちょっとした不注意で起こり得る死に方なんですよねぇ。

見終わった後しばらく、必要以上に注意深くなる作品です(苦笑)


Scroll to top