3 月 16

death-proof.jpg元スタントマンが愛車を凶器にセクシー美女たちを次々に血祭りに上げるさまと、そんな恐怖の殺人鬼に敢然と立ち向かうスタントウーマンとの壮絶な死闘をCGに頼らない迫真のカー・アクション満載で描く痛快スラッシャー・ムービー。

出演:ゾーイ・ベル、カート・ラッセル、ロザリオ・ドーソン、ローズ・マッゴーワン、シドニー・ターミア・ポワチエ、マイケル・パークス、メアリー・エリザベス・ウィンステッド、ヴァネッサ・フェルリト、ジョーダン・ラッドほか
脚本:クエンティン・タランティーノ
監督:クエンティン・タランティーノ


本編の前にはニセ予告編3本。

まずはロブ・ゾンビが監督した「ナチ親衛隊の狼女」。
最近ではすっかり見なくなったナチス女囚もの。
シェリ・ムーン・ゾンビがいつものようにビッチな役で登場したり、ニコラス・ケイジが嬉々としてゲスト出演してたり、作りが敢えて超チープだったりするものの、残念ながら本編を見たいとは思いませんでした(苦笑)
次は「ショーン・オブ・ザ・デッド」のエドガー・ライトが監督した「Don’t/ドント」。
「ヘルハウス」のパロディで、「こういう怖そうな家に入るのは、Don’t!」「地下室に入るのは、Don’t!」と、やたらめったら「Don’t!」を連呼する予告編ならではのフォーマットを利用した傑作。
最後は「ホステル」のイーライ・ロス監督の「感謝祭」。
「ハロウィン」とか「血のバレンタイン」とかはあるのに何で感謝祭のスラッシャー映画はないんだ!と、ただそれだけの理由で作った懐かしい雰囲気満載のスラッシャー予告編。
イーライ・ロスの悪趣味っぷり全快でしたね(笑)

そんな3本のニセ予告編でテンションがあがったところで、いよいよ「デス・プルーフ」がスタート!

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3 月 6

cabinfever.jpg若者たちが謎のウィルスへの感染の恐怖によって、恐慌をきたしていく姿を描いた低予算スプラッタ・ホラー。

出演:ライダー・ストロング、ジョーダン・ラッド、ジェームズ・デベロ、セリナ・ヴィンセント、ジョーイ・カーンほか
音楽:アンジェロ・バダラメンティ
脚本:イーライ・ロス
監督:イーライ・ロス


150万ドルの低予算作品ながらアメリカでヒットを飛ばし、今やホラー界の若手ホープとなったイーライ・ロスの出世作がこれ。
「Cabin Fever:キャビン・フィーバー」とは、いらだち,疎外感,人恋しさ、そして密室恐怖症という意味です。
この作品は幽霊やモンスターといった類ではなく、体中から徐々に出血し、やがて死に至るウイルスが題材となっているのですが、その謎めいたウイルスや閉ざされた空間、徐々に狂気へと駆り立てられていく登場人物たちといった設定はまさにホラーの王道。
スラッシャー映画ブームを彷彿とさせる思い切りの良いスプラッタ描写もなかなかです。

そして、「死霊のはらわた」「ナイト・オブ・ザ・リビング・デッド」といった傑作ホラーへのオマージュの数々。
監督のイーライ・ロスのホラーへの愛がひしひしと伝わってきます。
主人公たちの狂気と共に暴走し出すハイテンションな展開や、訳の分からなすぎて不気味な村人たち、ラストのシュールさも見事。
70〜80年代のホラーってこうでした。
イーライ・ロス、間違いなく確信犯です。
そんなイーライ・ロスは、インターネット配信されたデヴィッド・リンチのショートフィルム・シリーズをプロデュースした経験があるそうで、その経験もあってか、この作品も150万ドルという低予算で撮られた割にチープさはあまり感じられません。
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