バイト先の店長からタダ券貰ってた「ヴィレッジ」をやっと鑑賞。
結論から言うと、おもしろかったです。
劇場の余りの観客の少なさ(15人くらい)にちょっと引きつつもかなり楽しめました。
前評判がかなり悪かったけど、全然そんな事なくてちょっと感動したりなんかも。
でも微妙な位置付けの作品かなとは思う。
サスペンス/ホラー系やと思って観たら物足りないやろうし、ドラマと思って観たらちょっと(だいぶかも)怖いし、とにかくこれまでのシャマラン監督の作品とはかなり違う作風。
実際観る前に思ってた内容とはかなり違ったしね。
シャマラン監督が言ってたように、ズバリ「愛」がテーマの作品です。
これは良い意味でも悪い意味でも。
作品の中での現代社会への問題提起は裏テーマと言えるかな。
そう思って観に行けばまずガッカリはしないでしょう。
多分「おもしろくなかった」って言ってる人はこれまでのシャマラン作品の定番である所謂「大ドンデン返し」を期待しすぎたのでは?
さすがに毎回毎回は出来んでしょう。
ああいうのは先入観無しで観るから効果的なんであって、「きっと今回も何かある」と思って観てたら作品自体の良さに気付けないんちゃうかなぁ。
とはいえ、発注する時は数迷うやろなぁ…。
ストーリーだけじゃなく、鬱蒼とした森や閉鎖的な村のどこか不自然で神秘的で耽美的な雰囲気も凄く良かったです。
ある意味ゴス?
全編を通してほぼグレーなトーンだけに赤が良く映えること。
これはかなり効果的でした。
あと、ブライス・ダラス・ハワードの演技が予想以上に素晴らしくて、これからの活躍に期待大です。
脇を固めるホアキン“意外に出番少ない”フェニックス、シガニー“老けた”ウィーバーやエイドリアン“ピアニスト”ブロディも良い仕事してたなぁ。
シャマラン監督、今回もちょっとだけ出演。
結局、作品の質だけで考えればこれまでのシャマラン作品の中で一番かもね。
この作品を一言で表すならば、
「愛ゆえに…。」by北斗の拳
ノア・パーシーいいですよねぇ♪
怪物に化けて穴の中に落ちて「うぅぅ…」ってなってるシーンは切なかったデス・゚・(ノД`)
時期的に今ぐらいに見るのがいいかもしれないですね。冬の乾いた空気と昼でも薄暗い雰囲気に合ってるような
…
Yahooで「Queen Jaco Pastrius」で検索したらこのページが出たので、ついでにカキコ(^^
1年以上前の記事やん(笑)
「ヴィレッジ」は劇場で観て以来見てないねんなぁ。
もういっぺん見たいわ。
世間の評価は低いみたいやけど。