ヴェロニカ・ゲリン

麻薬組織を告発する為に、たった一人で戦い、そして命を落とした実在の女性記者ヴェロニカ・ゲリンの物語を映画化した作品。

このヴェロニカ・ゲリンという人はアイルランドではかなり有名な人で、「アイルランドの偉大なる良識」「報道の自由の闘士」などと謳われるほど。
それは裏を返せば、それだけ彼女の死が衝撃的だったということでしょう(アイルランドでジャーナリストが殺害されたのは彼女が初めて)。
何度も危険な目に遭い、銃撃されてもなお追及を止めなかった彼女をそこまで駆り立てたものは何だったのでしょうか?
彼女は決してヒーローやヒロインではなく、人一倍正義感が強いだけの家族を愛する一人の女性だったのだと思います。
敢然と悪に立ち向かったのではなく、恐怖に怯えながらもそれを抑え付け必死で戦ったのです。
麻薬によって退廃化した街を救う為に。

主演のケイト・ブランシェットは迫真の演技でヴェロニカ・ゲリンを演じています。
目の動きや、口元の動き、ちょっとした感情の変化を見事に演じ分けていました。
先行上映されたアイルランドでは彼女の見事なアイルランド英語と演技に絶賛の嵐だったそうです。

ゲスト出演のコリン・ファレルはほんのちょっとの出演なのにさすがの存在感でした。

でも僕はシアラン・ハインズの名脇役ぶりがこの作品のレベルを高めてると思いました。
この人「カレンダー・ガールズ」でもいい味出してました。
好きな男優さんです。


彼女以外にもジャーナリズムの信念を貫き通して“殉職”した人は世界中に数多くいます。
命を懸けて何かを伝えようとしている人の言葉や行動には何にも代え難い重さがあります。
信念を貫き通す事の大切さを改めて感じさせてくれた作品。
是非多くの人に見てもらいたいです。


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コメント

  1. リリー says:

    いいないいなぁ~私が観たいと思ってるのばっかだぁ~!
    丁度12月に出るサンプルがゾクゾクと入荷してきてるのかな?
    モナリザ・スマイルよさそぉ~だねぇ~こういう感じの作品好きだなぁ~
    でももっと気になるのがヴェロニカ・ゲリン!
    やっぱ実話ってのに弱い^^
    勇敢な女性物っていいなぁ~
    どれも早く観たい{ルンルン}

  2. sin says:

    そうですね、今ちょうど12月後半から1月前半に出るビデオの発注やってますから。
    発注はほぼ決まったんですけど、今回の発注は12月後半ばっかりに固まってて予算繰りが難しいです…。

    モナリザ・スマイルは確かクリントンの元妻ヒラリーさんの母校がモデルになってる話だったかな。
    でもヴェロニカ・ゲリンの方が断然オススメですよ♪

  3. 切腹! says:

    ヴェロニカ・ゲリン ★★★

    監督:ジョエル・シュマッカー
    出演:ケイト・ブランシェット、ジェラルド・マクソーレイ、シアラン・ハインズ、ブレンダ・フリッカー

    評価:90点

    こういう映画を見ると背筋が伸びるね。

    犯罪組織を相手に戦って殺されたアイルランドのジャーナリスト、ヴェロ…

    Cast.
    ? Cate Blanchett

    ?
    Rating?

    ?
     意気揚々としているヴェロニカが何者かに襲われるところから始まる。
    1994年、麻薬による犯罪発生率は、アイルランド史上最高に達していた。  約1万5千人が麻薬を常用していたという。  アイルランド最大の発行部数

    こないだ見た「ダブリン上等」に続いてアイルランドが舞台の映画。
    主演は「アビエイター」でオスカー取ったケイト・ブランシェット。
    地元?という事でコリン・ファレルもチョイ役で出演してました。
    2003年製作のノンフィクション・ドラマ、98分もの。

    あらすじ…

    アイルランドの麻薬犯罪の実態を暴き、真実を報道しようと
    した為に凶弾に倒れた実在のジャーナリスト、
    ヴェロニカ・ゲリンを描いた感動の実話。
    ヴェロニカ・ゲリンを演じるのは、ケイト・ブランシェット。
    1ヶ月間ダブリンに滞在し、今なお人々の心の中に
    生…

    「オペラ座の怪人」のジョエル・シューマカー監督繋がりで、今度は同監督作品のコチラを観てみました。しかも製作は、あの「アルマゲドン」「パイレーツ・オブ・カリビアン」のジェリー・ブラッカイマー。作品内容は、1996年当時のアイルランドでの麻薬犯罪組織を追跡する…

    ケイト様ことケイト・ブランシェット女史目当てで観賞。ケイト・ブランシェットという器を通じて、ヴェロニカ・ゲリンという人物を存分に味わえた。出演作を見る度に毎回書いていてクドいかもしれないが、今回もケイ…

  4. とんとん says:

    こんにちは♪
    コメント&TBありがとうございます-☆
    ケイト・ブランシェットの演技、よかったですね!
    彼女がこの役をやったからこその感動だったのかもしれません。
    そうそう、脇にいたシアラン・ハインズも凄くよかった♪
    存在感ありますよね。

  5. sin says:

    どうもです。
    ちょっとマイナーで、自分が良いと感じた作品を他の人が同じように感じてくれてると嬉しくなりますよね。
    また遊びに行きますね♪

  6. Risa says:

    sinさん
    TB&コメント、ありがとうございます。
    社会派映画を観る回数が少なく、この映画のように
    重厚なテーマを扱ったものは久々でした。
    ケイト・ブランシェットの好演もあって、
    地味ながらも、ぐっと惹きつけられる何かを感じました。
    もっと早く観ればよかったなぁ。

    また遊びに来ます♪

  7. sin says:

    Risaさん、いらっしゃいませ♪
    この作品、ジェリー・ブラッカイマーの割に(苦笑)、かなりしっかりと社会問題を取り扱っていましたよね。
    1人の人間の生き様として強烈なインパクトがありました。

    これからも宜しくお願いしますね。

  8. fumi says:

    NHKのBSで放送していたのを途中から見ました。最初がどうなのか気になってレンタルで借りて観たら凄かった。家族と国の子供たちの未来の為に命を懸けて正義の為に戦うことは自分には出来るか自問して見てたら最後は涙が出て心に

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