ジョンQ

デンゼル・ワシントン主演の感動作。

ストーリー的にはサスペンス要素も強いのですが、中心にあるのはあくまでドラマ。
親子の絆をテーマにした作品は数多くありますが、これほど父親の深い愛情を描いた作品はなかなかないと思います。

それと同時にこの作品は貧しい者に冷酷なアメリカの医療保険の実情に鋭くメスを入れる社会派な一面も持っています。
自分が主人公の立場だったら、主人公の知人だったら、そして病院側の人間だったら、と日本でも今後より大きな問題になっていく事柄だけに様々な事を考えさせられます。

デンゼル・ワシントンの演技は相変わらず素晴らしく、まさに息子を救おうとする父親そのもの。
デンゼル・ワシントンはプライベートでも非常に家族を大切にする事で知られている人なので、だからこそこれだけの演技が生まれたのでしょう。
彼の熱演なくしてこの作品は成立しえなかったのは間違いありません。

“父と子。それはどんな困難をも乗り越える程の強い絆で繋がれている。”
見終わった後、誰の心にもそんな思いがよぎる傑作です。


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