ライアー

僕の好きな作家、森博嗣が褒めてたので見てみたのですがこれがかなり面白かったです。

ある殺人事件の容疑者と2人の刑事の嘘発見器を使った尋問の様子を描いたサスペンスなのですが、ほぼ取調室しか出てこない密室劇です。
それに加え、大きなストーリー展開もなく、殆ど3人の会話のみで成立しているのもこの作品の異色な点。

これだけシンプルな構成なのにラストまで全くダレないのも驚きですが、その中に張り巡らされた伏線の数には更に驚かされます。
次から次へと新たな真実が浮かび上がり、そして“嘘”が明かされていく様子はまさに鳥肌モノ。

それにしても主演のティム・ロスの演技、ヤバすぎます…。
元々かなり巧い役者さんですけど、この作品での演技は見ていて背筋が寒くなる程。
正直恐くなりましたね。
間違いなくもっと評価されるべき俳優の一人です。

ちなみに殺される女性役でレニー・ゼルウィガーも出てます。

双子の新鋭監督ジョナス&ジョシュ・ペイト兄弟の幻惑されるかのような映像美、今にも破綻しそうなギリギリの緊張感、そして出演者の素晴らしい演技。
サスペンス/ミステリー好き必見の傑作です。


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