師匠(僕がやっているバンドFREEWILLのBa)がネタフリをしてきたので…。
いや、本当にMANOWARは凄いです。メタルに対する信念というか執念めいたものまで感じます。アホらしかろうが何だろうが、そのスタイルが好きかどうかは別にして、一体どれだけのアーティストがここまでの信念を貫いているのかという事です。
実際かなり笑えます。
でもその笑いというのは決して馬鹿にしてるわけではなく、その信念があまりに凄すぎて笑えてきてしまうのです。
その一例をB!誌のインタビューより抜粋してお届けします…
「MANOWARにとって絶対やってはいけない事は何ですか?」という質問に対して、
「アンプのヴォリュームを下げる事だ。過去にもした事がないし、この先未来永劫する事はない。そんな事をするくらいなら死を選ぶよ」
「サムライは、たとえ死ぬ事になろうとも与えられた生き方を全うしなくてはならない。MANOWARの生き方も同じだ。だから我々は全力でプレイし、その後全力でパーティをするんだ」
「我々は特別な使命を帯びて集まった戦士なんだ。一緒に過ごす事も多いが、全員が集まった時のエネルギーの量はあまりにも多すぎる。それを発散出来るのは楽器を持った時だけだ。我々4人が一緒にいたらビルだって爆発してしまう」
「私はヘヴィ・メタル・サムライなんだ」
残念ながら彼らはこれまで一度しか来日していませんが、欧米、特にヨーロッパでは絶大な人気誇っていてそれこそ数千~数万単位の観客を相手にライヴをしています。
ギネスブックに「世界一ラウドな音を出すバンド」として認定されたそのライヴ観てみたいと思いませんか?歌も演奏も凡百のメタル・バンドとは比べ物にならないくらいしっかりしています。特にエリック・アダムスの声はヤバイですね。なんせハイトーン選手権1位ですから(当社比)
ちなみに僕の中で(あくまで僕の中で)彼らと同じ分類にあるバンドがACCEPTです。
ACCEPTもMANOWARと同じく硬派なメタル・バンドですが、彼らに共通するのは筋肉質な漢臭さ。
ヘヴィ・メタル→ヘヴィメタ
ジャパニーズ・メタル→ジャパメタ
そして彼らは…、
マチョメタ!
響きが気に入ってます。皆さんどうぞ使って下さい。
いや、真剣に彼らはクオリティの高い音楽をクリエイトしてるので是非興味を持たれた方は聴いてみて下さい。ただ、現在国内盤は殆ど廃盤という悲しむべき状況なので、地道に中古屋で探すしかないかも知れません。