80デイズ

1956年のアカデミー賞で5部門を受賞したジュール・ヴェルヌ原作のアドベンチャー大作「80日間世界一周」をリメイクした作品。
どうやらディズニー作品みたいです。

一応主役はスティーヴ・クーガン演じるフィリアス・フォッグのはずなんですが、明らかにこれってジャッキーの主演映画じゃ…ってほど、全編にわたってジャッキー大活躍です。
左のアメリカ版のポスターにも“JACKIE CHAN”ってメインで書いてあるし。
メダリオン」で不完全燃焼気味だったジャッキー独特のコミカルなアクションが復活してるのは嬉しいですね。

ノリ的には「シャンハイ・ヌーン」シリーズに結構近いなと感じましたが、作品としてはこっちの方が断然“子供向け”。

むしろディズニーが「子供相手だから」ってことで手抜きしてるんじゃないかとさえ感じて、正直あまり楽しめませんでした。

総製作費120億円!

って宣伝してますけど、「一体どこに120億も使ったの!?」って言いたくなるほど内容は小じんまりしてます。

その最大の要因はあまりにチープなCGとあまりにあっけなく展開していくストーリーでしょうね。
CGはファンタジックな雰囲気を出したかったのかも知れませんが、これじゃあねぇ。

せっかく世界10(?)ヶ国でロケしたんなら、もうちょっと本物の映像を使ったらいいのに、と思ってしまいました。
もしかして製作費の大半はシュワツェネッガーのギャラ?

サンプルが吹替だったのでしょうがなくそっちで見たんですが、またその吹替がヒドくて…。
ジャッキーの石丸博也はもはや他には有り得ないくらいのハマりっぷりなんですけど、原田泰造、中山エミリ、中川家、魔裟斗、蝶野正洋あたりは軒並み聞けたもんじゃなかったですね。
プロモーション面で話題性が欲しいのはわかりますけど、それで作品の質落としてたら本末転倒でしょ。
しかも“超豪華吹替!!”みたいに宣伝してるけどそんなに豪華でもないし。
字幕だったらもうちょっと良い印象だったかも知れません。



見所としてはアーノルド・シュワルツェネッガー、キャシー・ベイツ、オーウェン&ルーク・ウィルソン、サモ・ハン(!)たちが脇役(ほんとにちょっとずつ)として出演してる事くらいかな。
あ、カレン・モクも出てました。

カレン・モクって元々歌手なんですね。
上海でCDいっぱい売ってて吃驚しました。
向こうではかなり人気あるみたいですね。

ジャッキー好きの人と、「子供と一緒に見る映画を探してる」という人には薦められるかも知れません。


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コメント

  1. Extremelife says:

    80デイズ

    今日、20:00~テレビ東京で『80デイズ』(吹替版)がやっていた。 《私のお気に入り度:★★★★★

    ジュール・ヴェルヌの冒険小説を当時のオールターキャストで映画化した56年の「80日間世界一周」をジャッキー・チェン主演でリメイクしたアドベンチャー・コメディ。共演はスティーヴ・クーガン。監督は「ウェディング・シンガー」のフランク・コラチ。

    アメリカでは…

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