スワロウテイル

日本であって日本でない街、“円都(イェンタウン)”に生きる“円盗(イェンタウン)”たちの哀しくも美しい生き様を、岩井俊二独特の世界観と映像美で綴った傑作。

人にとって「祖国」とは何なのか?
目の色、肌の色、人種や国籍、言語の違いに一体何の意味があるのか。
そして生きる意味、目的とは何なのか。

この作品は確かに、そして静かにそれを観る者に問いかけてきます。

そしてこの作品は、三上博史、江口洋介、CHARA、山口智子、渡部篤郎、桃井かおり、大塚寧々といった今では有り得ない豪華なキャストによる素晴らしい演技も見逃せないポイントですね。
個人的に好きな俳優ばかりなのでそれだけでもかなりツボです。

あとはやはり音楽面でしょうか。
小林武史(そんなに好きではない)の手掛ける音楽が素晴らしく、CHARAの個性を見事に引き出した「YEN TOWN BAND」のCDも必聴ですね。

これは名盤です。

岩井俊二の代表作にして日本映画史に残る傑作。


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