コーラス

牢獄の様な寄宿舎へ集められた問題児たちと1人の音楽教師が、歌を通して絆を深め合って行く様子を描き、本国フランスで870万人を動員する大ヒットを記録した感動作。
音楽教師マチューには、「バティニョールおじさん」のジェラール・ジュニョ。
学校一の問題児でありながら、透き通ったソプラノを聞かせる少年ピエールを演じるのは、ジャン=バティスト・モニエ。
共演に「ニュー・シネマ・パラダイス」「ジェヴォーダンの獣」のジャック・ペラン(製作も担当)、「トランスポーター」「赤ずきんの森」のフランソワ・ベルレアンなど。
監督は「リュミエールの子供たち」のクリストフ・バラティエ。

映画だけでなく、サントラがフランス国内だけで150万枚も売れている事からも分かるように、この作品の大きな魅力の一つはサン・マルク少年少女合唱団が歌う美しいコーラス。

オーディションで選ばれたジャン=バティスト・モニエはこのサン・マルク少年少女合唱団のソリストらしいですが、彼の何処までも昇っていきそうな澄んだ歌声はまさに“天使の歌声”と呼ぶに相応しい素晴らしさでした。
その歌声といい、どこか憂いを帯びた顔つきといい、なかなか将来有望な気がします。

ストーリー自体はまぁありきたりな感じなんですが、やはり子供の笑顔というものは見ているだけで心が満たされてしまいますね。

どんなに劣悪な環境でも笑顔を失わない子どもたちの明るさが眩しく輝いていて、子供の頃の色んな思い出が甦って来ました。

ジャン=バティスト・モニエも良かったですけど、ジャック・ペランの息子であるペピノ役のマクサンス・ペランのかわいさにはほんとに癒されました。
他の子供たちは殆ど撮影現場付近の素人の子を起用したらしいですが、それが功を奏してか、作品全体を通してとても自然な雰囲気でした。
個人的には、万事丸く収まるストーリーでなかったのも良かったです。

子供にとって必要なもの。
それは家族と伸び伸びと成長出来る環境、そして色んな意味での教育者なんでしょうね。
この作品を観て、今の子供たちは本当に幸せなんだろうかとふと思ってしまいました。

それにしても、マチューは何故譜面台役の子の音痴を直してあげなかったんでしょうか。

ちょっとかわいそうでした。


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コメント

  1. TOMCAT says:

    これは私も劇場行きました。
    はやまったかと思いました。
    とにかく大音響で、ボーイソプラノを聴いたら頭痛くなります(笑)
    でもDVD出たら買いますよ。
    ジャックベランハンサムやし~倅さんも可愛いし♪

    何より映画を観てて、おお!と思わせたのが・・名前出ませんが・・途中で入ってくる問題児の僕。
    彼のあのなりきりはすごいと思いました・・この年でこの表情ができるんなら将来大物俳優だ!って・・・帰着してからHPオフィシャル覗いて驚きました。そっちの施設に入っている子だったんですね。
    この映画をチャンスに悪役ということで頑張って欲しいなぁと思いましたよ。

    オバちゃん趣味といわれても・・これはDVD買いますわぁ

    実生活で青少年育成委員会に関わっていますが、今の大人は・・・っていつも思いますわ(笑)われは何者じゃ?(笑)

  2. sin says:

    TIOMCATさん、おはようございます!
    頭痛くなりましたか(笑)
    ジャック・ベランは良いですよねぇ。
    何とも言えない哀愁みたいなものが感じられます。

    そうなんですよね、あの少年は本当に更正施設の子なんですよね。
    物凄く存在感ありました。
    あの少年を救えなかったのが作品としての深みを増してたと思います。

    日本盤のリリースは多分秋以降ですね。

    青少年育成委員会って何するんですか???

  3. GAGA 宣伝部 says:

    突然の書き込み失礼いたします。不適切でしたら本コメントは削除していただいて結構でございます。
    映画配給会社GAGA宣伝部です。この度全米大ヒットの灼熱のヒーローアドベンチャー超大作
    「サハラ -死の砂漠を脱出せよ」の6/11公開を記念して、
    「“アドベンチャー・キング”を目撃せよ!」キャンペーンを実施することになりました。
    下記URLにて「サハラ 死の砂漠を脱出せよ」のオンライン試写のIDか、
    チケットが当たるバナーを配布しております。よろしければ、下記URLへアクセスしてみてください。
    期日・内容等の詳細は下記URLにてご確認ください。

    URL: http://www.sahara-movie.jp/cp/

    本コメントは削除していただいて結構でございます。

  4. コーラス

    「リュミエールの子供たち」のクリストフ・バラティエ監督が1944年のフランス映画「春の凱歌」にインスピレーションを得て撮り上げた感動の音楽ドラマ。戦後間もないフランスを舞台に、問題児たちが集まる寄宿舎に赴任してきた音楽教師と子どもたちとの合唱を通じた心温ま…

    お話自体は、ベタなんだけど少年達の歌声が素晴らしくて良かったです!

    問題児少年達が集まる寄宿舎に新任の教師がやってくる。校長は生徒のことは考えずに上からの評価だけを気にしているような人。生徒達に歌を歌わせることによって団結していく様子が素晴らしい~!…

    2004年 フランス 97分
    監督 クリストフ・バラティエ
    脚本 クリストフ・バラティエ 、フィリップ・ロペス=キュルヴァル
    音楽 ブリュノ・クーレ 、クリストフ・バラティエ
    出演 ジェラール・ジュニョ 、フランソワ・ベルレアン 、ジャン=バティス…

     “譜面台”と呼ばれた生徒・・・友達は歌っているのに自分はずっと譜面持ち。その後の彼の人生がどんな風だったのか無性に知りたくなった。

     世界的指揮者モランジュ(ジャック・ペラン)とペピノが50年ぶりの再会を果たし、マチュー先生(ジェラール・ジュニョ)の日…

  5. sin says:

    宣伝ご苦労様です。
    「サハラ」は結構期待してます。
    オンライン試写はなかなか面白そうな試みで興味ありますが、やはり劇場で観たいので我慢します。

    また何かありましたら告知しに来て下さい。

  6. TOMCAT says:

    今更ですけど・・・

    青少年育成委員会って千葉は中学校区ごとに設置されていて、学校と地域の人(子ども会、PTA,町内会、児童福祉委員等)が集まって子供中心の年行事(キャンプ、寒中マラソン大会、子供主体のお祭り)と祭礼時のパトロールとか危険箇所のチェック等を担当して、計画主催してます。

    かつてPTAの執行部にいたオバちゃんオジちゃんが集まってます・・・結構疲れます。唯我独尊状態の方が集まりますので(涙)コーラスでの校長先生のようですわ。
    本当は子供のことを考えているんでしょうけど、ついつい的が外れていくんです(笑)

  7. sin says:

    なるほど、保護者会みたいなものですね。

    >コーラスでの校長先生のよう
    それは大変ですね(笑)
    もしかしてDVDの買いすぎはそれのストレスですか???
    お子さんの為に頑張って下さいね♪
    行事にライヴ鑑賞を付け加えましょう!

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