禁酒法時代のアメリカに実在したエリオット・ネスとアル・カポネの戦いを映画化した作品。
主人公エリオット・ネスを演じるのはケビン・コスナー。
そしてアル・カポネにロバート・デ・ニーロ。
その他にもショーン・コネリー(アカデミー助演男優賞を受賞)、アンディ・ガルシアらが出演。
監督はブライアン・デ・パルマ。
音楽はエンニオ・モリコーネ。
ストーリー、キャスティング、カメラワーク、音楽など全てが一級の傑作。
何度見てもエンニオ・モリコーネのあのテーマ曲を聴くだけで心臓を掴まれるような錯覚にとらわれてしまいます。
ギャングやマフィアというとそれだけでヴァイオレンス映画のイメージがありますが、この作品はドラマやサスペンスの要素を上手く取り入れ、男同士の友情やそれぞれの家族への愛などを丁寧に描いてる点が素晴らしいですね。
クライマックスの「戦艦ポチョムキン」へのオマージュとしても有名な、乳母車が階段を転がり落ちて行くシーンを筆頭にスリリングなシーンの連続で、最後まで一瞬たりともダレません。
まさに非の打ち所の無い圧巻の作品です。
しかし、やはり一番の見所はアルマーニのスーツに身を包んだ出演者たちの演技。
最近ではすっかり落ち目になってるケビン・コスナーの作品の中でも最高の1本ではないでしょうか。
経験や力はないけれど正義感の塊のようなエリオット・ネスを見事に演じています。
ほんとこの頃はカッコ良かった…。
体重を増やして挑んだロバート・デ・ニーロの凄みのある演技も流石。
悪役なのに何でこんなにカッコ良いんでしょうね。
あの貫禄はハンパじゃないです。
そして、アカデミー受賞も当然のショーン・コネリーの渋い演技。
“あの”名シーンは涙なくしては見られません。
しかし、僕がこの作品で一番好きなのは若かりしアンディ・ガルシアだったりします。
あの生意気さと鋭い目つきにヤられましたね。
書いててDVD欲しくなってきました(笑)
やー、ぼじおっちー。
アンディ・ガルシア似の忍者です。
さらば{爆弾}
どうも忍者さん♪
お久しぶりですね。
どう反応すればいいか困ります(苦笑)
この映画を見る度に「義憤」の何たるかを考えさせられます。時代・環境を背景に置いて考えた時、現代で為す以上の困難と勇気が其処にはあったであろうな、と…。
現実には映画ほどスマートには行かず、それこそマフィアに匹敵する(あるいはそれ以上の)冷徹な手段を講じたそうですが…、それを差っ引いても凄いっすわ。
いらっしゃいませ。
ほんとにこの映画は忘れられない作品です。
初めて見た時(小学生くらいかな)の衝撃は凄かったですね。
それこそハラハラドキドキを絵に描いたような(どんなだ…)表情で食い入るように見てたと思います。
ほんと傑作ですよね。
同じように思ってる方がいて嬉しいです。
アンタッチャブル
1930年、9月。エリオット・ネス(ケヴィン・コスナー)が、財務省から、ここシカゴに特別調査官として派遣されてきた。禁酒法下のシカゴでは密造酒ともぐり酒場は実に10億ドル市場といわれ、ギャングたちの縄張り争いは次第にエスカレートし、マシンガンや手榴弾が市民の生…
つっこめよ~{ペンギン} 恥ずかしいやん。
それとも、おいらのボケにアンタッチャブル?
そういう事にしといて下さい(笑)