レイクサイドマーダーケース

東野圭吾原作の同名ミステリーを映画化した作品。
出演は役所広司、豊川悦司、柄本明、薬師丸ひろ子、鶴見辰吾、杉田かおるなど。
監督は「Helpless」「ユリイカ」の青山真治。

ここ数年大好きなミステリーもなかなか読めない状況なので、これも原作は未読。

と言っても東野圭吾は特別大好きな作家と言うわけでもないので、時間があったとしても読んでたかは微妙な所ですが。

ミステリーは映像化するのが難しいジャンルだと個人的には思っています。
やっぱり叙述トリックとかあったりするわけで、それを映像にしちゃうとバレバレみたいな。
まぁそんな風に映像化する人はいないでしょうけど、やはりドラマなどに比べてミステリーならではの制約というものは存在するわけで、「見せ方」が非常に重要になってきます。
その点、この作品はなかなか見せ方が上手いなと思いました。

青みがかった静物のような映像も良いし、舞台のように殆ど俳優たちの台詞のみによって構成される展開も絶妙な緊張感を生み出していました。
役所広司と柄本明はやっぱり上手いですねぇ。
普通っぽさを出すのって難しいと思うんですが、この2人はそれが出来る数少ない俳優だと思います。
薬師丸ひろ子と豊川悦司の淡々とした怖さもなかなか良かったです。
それにしても薬師丸ひろ子のアレはあんまり意味なかったんじゃ…。

ミステリーなのでネタバレはしませんが、なかなか考えさせられる結末でした。
意外性はありませんでしたけど、犯人の分かった後の独特の不気味さ(デヴィッド・リンチっぽいかも)は好きな感じです。
人によってはあまり良い後味とは言えないかも知れませんが。


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コメント

  1. 月影の舞 says:

    レイクサイド マーダーケース

    「レイクサイド マーダーケース」★ややネタバレあり★
      青山真治:監督・共同脚本/東野圭吾:原作
      役所広司、薬師丸ひろ子、豊川悦司:出演

    三組の家族が湖畔の別荘に講師を招き、
    お受験のための勉強合宿をしているところから
    はじまる。

    映画は三組…

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