ダブリンを舞台に、個性豊かで憎めない登場人物たちの人生の交錯を描いた青春群像劇。
出演は、「フォーン・ブース」「アレキサンダー」のコリン・ファレル、「28日後…」「バットマン ビギンズ」のキリアン・マーフィ、「トレインスポッティング」「ブリジット・ジョーンズの日記」のシャーリー・ヘンダーソン、「ゴスフォード・パーク」「ネバーランド」のケリー・マクドナルドなど。
監督は、これが長編初監督となるジョン・クローリー。
製作は「クライング・ゲーム」「インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア」のニール・ジョーダン。
アイルランド・アカデミー賞で主要4部門を受賞し、大ヒットを記録したこの作品。
小気味よい笑いとスリル、ドラマが絶妙に絡み合って、何とも言えないおかしさを醸し出していました。
ヒットするのも納得です。
タイプ的には「トレインスポッティング」や「ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ」なんかに近いですね。
結構登場人物が多く、尚且つ展開が早いんですが、その割には一人一人のキャラクターがしっかり描けていて、様々な伏線も複雑になりすぎない程度にまとめていたのはなかなかセンスを感じました。
登場人物の中では一番ワルなレイフを演じたコリン・ファレルは、自分からこの役を指名して出演しただけあって見事なハマリ役でしたね。
ワルなんだけど、どこか憎めなくてちょっと抜けてる。
コリン・ファレルにはこういう役がほんとに似合います。
いつもながら目の演技が上手いなと思いました。
オープニングでそのコリン・ファレルにいきなり殴られてたのが、「ダニー・ザ・ドッグ」でヴィクトリア役を演じてたケリー・コンドンだったんですね。
もうちょっと出てくるかと思ったんですけどかなり出番が少なくて残念。
「バットマン ビギンズ」で気持ち悪さ全開のスケアクロウを演じていたキリアン・マーフィは、この作品では自分の気持ちを素直に伝えらず悪態をついてしまう臆病な青年役。
なかなか良い演技してました。
もしかするとこれから化けるかも?
まぁとにかく他の登場人物も一癖も二癖もあるキャラばかり。
その登場人物たちが繰り広げる会話とエピソードの雰囲気を楽しむ作品でしょうね。
ラストも良かったし、結構楽しめました。
あ、エンドロールでコリン・ファレルがTHE CLASHの”I Fought The Law”を歌ってます。
わざとそれっぽく歌ってるんでしょうけど、あんまり上手くないような…(笑)
こんばんわ!
観たい作品です。
もうレンタルしてますか?
コリンより、キリアン・マーフィ/スケアクロウが見たいです。「真珠の首飾りの少女」での存在感も忘れられません。
こんばんは♪
レンタルは8月後半(26日かな?)だったと思います。
キリアン・マーフィ存在感ありましたよ。
「真珠の耳飾りの少女」にも出てるんですよね。
まだ見てないんですよ。
また時間が出来たら見ようと思います♪