「ローズマリーの赤ちゃん」「硝子の塔」のアイラ・レヴィン原作の「ステップフォードの妻たち」を、75年に続き映画化したコミカルなサスペンス。
主演は「コールドマウンテン」「ザ・インタープリター」のニコール・キッドマン。
共演に「恋におぼれて」「ラスト・ショット」のマシュー・ブロデリック、「ローズ」「ステラ」のベット・ミドラー、「スリーピー・ホロウ」「マイ・ボディガード」のクリストファー・ウォーケン、「インサイダー」「ヘラクレス」のロジャー・バート、「危険な情事」「マーズ・アタック!」のグレン・クローズ、歌手のフェイス・ヒルなど。
監督は「スター・ウォーズ」シリーズのヨーダ役として知られるフランク・オズ。
原作も読んでないし、75年版も見てないのでほぼ事前情報なしで鑑賞。
知ってたのは「ステップフォードの妻たちには何か秘密があるらしい」ってぐらい。
まぁ、その秘密は思いの外早く明かされてしまってやや肩透かしを食いましたが。
適度な軽さを伴ったテンポの良さと、登場人物たちの軽妙なやり取りがとても気持ち良い作品でした。
よく考えたら結構怖い話なんですけど、作品全体に漂うオシャレな雰囲気や、どこかコミカルな表現によってサスペンス色はかなり抑えられてましたね。
ノスタルジックなファッションや文化の使い方も上手く作品の良さを引き立てていたと思います。
ストーリーのプロットなんかもどこか古臭い感じがするんですけど、それが逆に新鮮に映ったり。
ヨーダもなかなかやりますね。
いつも言ってる気がしますが、ニコール・キッドマンほんとに綺麗ですねぇ。
でも「ザ・インタープリター」とは全然雰囲気が違って、どちらかと言うとかわいいに近いかな。
「綺麗」と「かわいい」を両方演じられる女優さんってあんまりいませんよね。
黒髪もなかなか似合ってたし(関係ない)
あ、ジャケのゴージャスなブロンドは最後にしか出てこないので要注意。
ニコール・キッドマン自身がとてもリラックスして、楽しんで演じてるのが伝わってきて、見ていてとても心地良かったです。
しかし、この作品が魅力的なものに仕上がっているのは、ベット・ミドラー、クリストファー・ウォーケン、ロジャー・バート、グレン・クローズの4人がいてこそ。
4人ともハマりまくってましたね(笑)
やっぱりクリストファー・ウォーケンとグレン・クローズに善人は似合いません!
マシュー・ブロデリックはまたも情けない役でした…。
でも似合うんだから仕方ないか。
軽く見られる作品なので、ちょっと映画でも楽しみたいって時にいいかも知れませんね。
ステップフォード・ワイフ
『ステップフォード・ワイフ』
まぁ、フツウでした(毒)。
ストーリーも知らなかったのですが、
←このニコールにヤラレてレンタル。
と言っても渋谷ですら全部レンタル中で
なかなか借りられず。
期待の高まる中…
今回はMy Sony Card(マイソニーカード)会員限定の映画試写会ご招待&映画館鑑賞券プレゼントの情報があったので報告しました。
映画『奥さまは魔女』 ⇒ 公式サイト
監督・脚本:ノーラ・エフロン
出演:ニコール・キッドマン/ウィル・フェレル/シャー
『ローズマリーの赤ちゃん』などで知られる作家アイラ・レヴィンのスリラー『ステップフォードの妻たち』を、75年に続いて再映画化したサスペンス・コメディ。美しく整備された郊外住宅地を舞台に、この町に引っ越してきた夫婦が、完璧な暮らしの裏に潜むある秘密に巻き込…