50回目のファースト・キス

事故の後遺症で、一晩寝ると前日起きたことを全て忘れてしまう記憶障害の女性と、彼女に一目惚れしてしまった主人公の恋愛模様を描いたラヴ・コメディー。
主演は「E.T.」「チャーリーズ・エンジェル」のドリュー・バリモアと「パンチドランク・ラブ」「N.Y.式ハッピー・セラピー」のアダム・サンドラー。
共演に「ルディ/涙のウイニング・ラン」「ロード・オブ・ザ・リング」のショーン・アスティン、「ゴースト・バスターズ」「ブルース・ブラザーズ」のダン・エイクロイド、「アニマルマン」「ホット・チック」のロブ・シュナイダーなど。
監督は「N.Y.式ハッピー・セラピー」「ロンゲスト・ヤード」のピーター・シーガル。

以前何度か書いたと思いますが、最近ほんとに記憶を題材にした作品が増えてますね。
きみに読む物語」「バタフライ・エフェクト」「フォーガットン」etc…
「記憶」というのはドラマやサスペンスで非常に効果的な演出を生み出せる題材の一つです。

ドラマならば記憶喪失によって離れ離れになっていた男女の再会、サスペンスならば全く身に覚えのない殺人容疑を晴らす為に自身の記憶を辿っていく、など昔からそれなりに使われてきました。

まぁそういう流れと劇場で頻繁に見たトレーラーの作り方からこの作品もてっきり感動もののドラマだと思ってました。

ところが、これラブコメだったんですね。
確かにこういった記憶ものでラブコメってのは新しいと思うんですが、設定を活かしきれてなくてちょっと中途半端な出来になってた気がします。



これは個人の好みだとは思いますが、あの設定だったら絶対にドラマにした方が良かったと思いますね。

どうしても笑いを生み出そうとすると悲しさや切なさは半減してしまいます。

この作品での切なさをあの程度の笑いの為に捨てるのは勿体無いなぁと僕は思いました。
敢えてお涙頂戴的なドラマにせず、カラッと明るく描くという方向性はそれはそれで良いと思いますし、狙いは分かるんですけどね。

ドリュー・バリモアとアダム・サンドラーはベテランらしい良い演技してました。

2人とも流石に味があります。
特にアダム・サンドラーはもっと日本で評価されて然るべき俳優だと思います。

と考えると、「これが感動作になってたら多少変わってたかも」と思ってしまいますね。

まぁ個人的には何と言ってもショーン・アスティンなんですけどね(笑)

サムとはかなり違う役でなかなかインパクトありました。
情けない顔が最高に良いです。

ありがちではないラストも含め好感を持てる作品ですが、トレーラーに騙されずコメディだと思って見る事をオススメします。

それにしても動物たちがかわいかったなぁ。


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コメント

  1. Extremelife says:

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