ローレライ

ドイツ軍が開発した特殊兵器「ローレライ・システム」を搭載した日本軍の最新鋭潜水艦とアメリカ海軍の戦いを描いた福井晴敏の「終戦のローレライ」を映画化した作品。
出演は、役所広司、妻夫木聡、堤真一、柳葉敏郎、伊武雅刀、國村隼、鶴見辰吾、ピエール瀧、佐藤隆太、香椎由宇、橋爪功、上川隆也、石黒賢など。
監督はこれが長編実写映画監督デビューとなる、平成「ガメラ」シリーズの樋口真嗣、製作は「踊る大捜査線」シリーズの亀山千広。

動作チェックで見る事になったんですが、なかなか最後まで見るのが辛い作品でした。

その一番の原因は映像。
まず潜水艦や戦艦の外観や戦闘シーンがCGで作られてるんですが、これがどう頑張ってもアニメにしか見えませんでした。

キレイ過ぎるというのもありますが、実写との質感があまりに違いすぎてリアリティ皆無。
海外に追いつこうとこういう試みをするのは決して悪いとは思いません(むしろ頑張って欲しい)が、せめてもう少し技術を高めてからやって欲しかったです。
あと潜水艦の内部のセットは結構良く出来てたと思いますけど、あんなに明るいのはどうかと。
あれでは閉塞感も何もあったもんじゃありません。
大体あんな無駄に電力は使えないと思うんですけどねぇ。
他にも香椎由宇がどう見ても日本人にしか見えなかったり、やたらアニメ的なコスチュームを着てたり、ツッコミ所満載。

基本的に僕は悪い所より良い所を見つけながら見るタイプなんですが、この作品はあまりに上に書いたような目を疑う場面が多すぎて全く作品に入り込めませんでした。
豪華な俳優陣の良い演技(役所広司、堤真一、國村隼、上川隆也が良かった)も、熱く演じれば演じるほど浮いてしまっていて残念でした。
ストーリーなどはどこかで見たり読んだりしたようなものの寄せ集めだったとしても、それなりにツッコミながら見てられるレベルだったと思うんですが、とにかく映像が全て台無しにしてましたね。

アニメ好きなら普通に見られるかも知れませんが、過度の期待をすると凄まじい肩透かしを食らうと思うので気を付けて下さい。


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    「ローレライ」2005年 日本
    配給=東宝
    原作=福井晴敏、監督=樋口真嗣、製作=亀山千広
    出演=役所広司、妻夫木聡、柳葉敏郎、香椎由宇、石黒賢、小野武彦、佐藤隆太、
       ピエール瀧、橋爪功、國村隼、鶴見…

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