都市伝説をモチーフにした人気シリーズの第3弾。
今回は1969年に発生し伝説と化した”連れ去り事件”から30年後に、同様の事件が起きたことから始まる恐怖を描いたサイコ・サスペンス。
出演はケイト・マラ、ロバート・ビット、「ブラッド・ワーク」「ホステージ」のティナ・リフォードなど。
監督は「ペット・セメタリー」「ダーク・サマー」のメアリー・ランバート。
この「ルール」シリーズ、日本では4作目まで出てますが、実は3と4は日本の発売元のパイオニアが勝手に邦題を「ルール」シリーズの続編のように見せかけてリリースした全くの別モノ。
原題を見れば一目瞭然です。
ルール→URBAN LEGEND
ルール2→URBAN LEGENDS:FINAL CUT
ルール3→WISH CRAFT
ルール4→DEMONTOWN
今回→URBAN LEGENDS:BLOODY MARY
ちなみに1から4の発売元は全部パイオニアなんですけどね(今回はソニー)。
こういう邦題でお客を騙す便乗商法は日本のビデオ業界では横行してますが、絶対にやめるべきだと思います。
肝心の内容はと言うと、これが「ルール3」「ルール4」よりも更に酷い出来でした(苦笑)
これで「正統な続編登場!」とか言われてもなぁ…。
ネタバレすると、今回幽霊出てくるんですよ。
サスペンスのシリーズなのに、急にホラーになるのはちょっとどうかと。
まぁホラーといっても味付け程度で怖さはないんですが、そのせいで最後まで「ほんとにこれちゃんとした続編なんかなぁ」と疑いながら見てしまいました。
やっぱり「ルール」シリーズである以上、それこそある程度はルールを踏襲すべきだと思います。
もしかしてこれ番外編とか?
それならまだ分かりますけど。
「ルール」シリーズのファンか、B級映画好き、もしくはよっぽど暇で見るものがない人以外は見ない方が良いと思います。