SAW2

傑作スリラー「SAW-ソウ-」の続編。
出演は、元ニュー・キッズ・オン・ザ・ブロックであり、マーク・ウォルバーグの兄である「バンド・オブ・ブラザーズ」「ドリームキャッチャー」のドニー・ウォルバーグ、「SAW」「アイランド」のショウニー・スミス、「クイック&デッド」「SAW」のトビン・ベル、「スターシップ・トゥルーパーズ」「ワイルドシングス3」のダイナ・メイヤー、「コンフィデンス」「ワンダーランド」のフランキーGなど。
監督・脚本はこれがデビュー作となるダーレン・リン・バウズマン。
今回リー・ワネルは製作総指揮と脚本を、ジェームズ・ワンは製作総指揮を担当。

<ややネタバレありです>

あの衝撃から1年。
予想以上に早く続編が登場した事に大いなる喜びと興奮、そして不安を感じていました。
その不安の原因は、続編というものが特にサスペンスにおいて殆どと言っていいほど成功例がないという事。

しかもこの「SAW」のように一作目の完成度が高ければ高い程、続編に求められるクオリティは当然シビアなものになります。

その上で果たして前作を超える衝撃を感じられるか。

それが制作側にとっても観客側にとっても最大のポイントだったと思います。

結論から言うと、残念ながら前作を超えてはいませんでした。
前作はメインとなる被害者が2人である事、そして終始身動きが取れないという設定によって、全編を凄まじい緊張感と絶望感が覆っていましたが、今回は被害者が8人。

なおかつ、前作とは対照的に、閉鎖的な空間ではあるもののある程度自由に動き回れる事によって、あの息苦しさを感じる程の緊迫した心理戦の空気感が薄くなってしまっていました。
これは作品内の「色」にも言える事かも知れません。

今回の設定自体は決して悪いものではありませんが、個人的には「キューブ」とカブってしまい、あまりインパクトはありませんでした。
被害者たちに与えられる試練=ゲームはこの作品の見所の一つですが、今回はより痛さと難度が増していましたね。

ただその反面、前作で感じられた何処か美しさを感じさせる部分というのは後退していたように思いますし、人数の割には半分くらいしか登場しなかったのが残念でした。
個人的にはあの注射器が一番痛かったなぁ…。

あれは絶対イヤです。

とまぁ、色々と書きましたがあくまで前作と比べての話であって、作品自体のクオリティは決して低くありません。

むしろ続編としてはかなり良い出来だと思います。
前作以上に複雑化し、幾重にも張り巡らされた伏線と凝ったカメラワーク。
鋭利さを増したチャーリー・クロウザーによる不気味な音楽。
少しずつ明かされていく真実。

そして、ジグソウの過去と未来…。

そのどれもが見事に絡み合い、怒涛のラストへと一気に畳み掛けるあたりはほんとにスリリングでした。

ちゃんと前作のラストと繋がってるのも嬉しかったですね。

あの部屋の扉が開いた瞬間が一番興奮しました。

今回は前作と比べてどうも不確定な要素が多かったり、トリックが案外ベタだったりしていて、ジグソウの手口にやや違和感を感じたのですが、これはやはり今回の犯行はアノ人がメインで行ったという解釈で良いんでしょうか。

もしかするとアノ人も実は助かってて一緒に…、というのは考えすぎかな。
前作と違い、謎があまり残らないスッキリとした終わり方だったので逆に気持ちが悪いんですが…。
また近いうちに観に行こうと思います。

とりあえず前作を面白いと感じた人は必見でしょう。


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コメント

  1. ますた says:

    SAW2ってホラーなんですか?
    面白いようでしたら見に行こうと思うんですが…。

  2. sin says:

    ますたさん、はじめまして。
    「SAW2」はホラーではなくサスペンスですよ。
    観に行かれるんでしたら1作目をご覧になってからの方が良いと思います。
    オススメですよ♪

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