グリム童話誕生秘話をイマジネーション豊かに描き出したダーク・ファンタジー。
主演は「ボーン・スプレマシー」「ふたりにクギづけ」のマット・デイモンと「ロック・ユー!」「サハラに舞う羽根」のヒース・レジャー。
共演に「パッション」「スパイ・バウンド」のモニカ・ベルッチ、「五線譜のラブレター DE-LOVELY」「パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち」のジョナサン・プライス、「抱擁」「ゴシップ」のレナ・ヘディなど。
監督は「未来世紀ブラジル」「12モンキーズ」のテリー・ギリアム。
ファンタジー好きとしては観ておかないといけないだろうということで、だいぶ前に観に行ってきました(苦笑)
予告編で観たそのファンタジックなヴィジュアルから結構期待してたのですが、まぁ良くも悪くも普通でしたね。
映像に関してはかなり好きな感じで、ほぼ文句なし。
基本的にファンタジックな世界観には弱いんです(笑)
イマジネーションを駆使したその世界観は流石テリー・ギリアムといった感じで、物語が始まった瞬間一気に作品の中に引き込まれてしまいました。
ただ、テリー・ギリアムにしてはちょっと毒がなかったかな。
キレイにまとまり過ぎというか。
それはストーリーにも言える事で、基本となる部分はあくまでオーソドックス。
数々の個性的な作品を作ってきたテリー・ギリアムにしては刺激が足りなかったような気がします。
まぁ結構楽しんで撮ったんだろうなというのは伝わってきましたが。
「赤ずきん」「ヘンデルとグレーテル」「眠れる森の美女」といった有名なおとぎ話を織り込んだストーリー自体はなかなか楽しいものではあったのですが、そういったおとぎ話はあくまで添え物的でしかなく、ちょっと思っていた内容と違ってました。
おとぎ話自体を深くストーリーに絡めればもっと良いものが出来たと思います。
あと変にコメディ・タッチだったり、ホラーな描写があったりと焦点がぶれてたのも残念でしたね。
可もなく不可もなくといった感じはありますが、娯楽作としてそれなりに楽しめる作品だと思います。
ただ、これを観るとやはり「ドン・キホーテを殺した男」が観たかったなぁとついつい思ってしまいますね。
★「ブラザーズ・グリム」
ブラザーズ・グリム The Brothers Grimm (2005/アメリカ・チェコ)
マットが凛々しい件について。
監督
テリー・ギリアム Terry Gilliam
脚本
アーレン・クルーガー Ehren Kruger
出演
マット?
映画ファンの皆様、毎年恒例の日本インターネット映画大賞(旧称:ニフティ映画大賞
久しぶりーーーーの、映画館鑑賞・・・
勿論土曜はレイトショウのひらりん。
主演が、マッド・デイモンらしい・・・
しかも、モニ壁(モニカ・ベルッチ)も出てるらしいし・・・
2005年製作のファンタジー・アドベンチャー、117分もの。
あらすじ以下ネタバレ注意…
突然で申しわけありません。現在2005年の映画ベストテンを選ぶ企画「日本インターネット映画大賞」を開催中です。トラックバックさせていただきましたので、投票に御参加いただくようよろしくお願いいたします。なお、日本インターネット映画大賞のURLはhttp://forum.nifty.com/fjmovie/nma/です。