スケルトン・キー

住み込みの看護士として働くことになった主人公がその屋敷で体験する不気味な現象を描いたサスペンス・ホラー。
主演は「あの頃ペニー・レインと」「10日間で男を上手にフル方法」のケイト・ハドソン。
共演に「マイ・ハート、マイ・ラブ」「きみに読む物語」のジーナ・ローランズ、「ドッグヴィル」「ヘルボーイ」のジョン・ハート、「ニュースの天才」「フライト・プラン」のピーター・サースガードなど。
監督は「バック・ビート」「光の旅人 K-PAX」のイアン・ソフトリー。

もっと幽霊系の話だと思ってたのですが、最近では珍しいオカルト・サスペンス・ホラーといった趣の作品でした。
クオリティも高く、最近見たホラーの中ではトップクラスの面白さでしたね。
登場人物も必要最低限しか出てきませんし、意味なく観客を驚かすようなあざとさもありません。
下手すれば盛り上がりに欠けて、つまらなくなってしまうところですが、舞台であるアメリカ南部の文化的、歴史的背景を活かした設定、張り巡らされた巧みな伏線、徐々に身体を侵食されていくような不気味さが、画面から目を離す事を許しませんでした。
全てのピースがピッタリとハマるラストのオチも見事で、ありがちなハッピーエンドにしてなかったのも良かったです。



そして、この作品が緊張感や心理的な恐怖を最後まで保てた最大の要因がキャストの演技。
ケイト・ハドソン、ジーナ・ローランズ、そしてピーター・サースガードの3人の演技は明らかに多くのホラー映画とは一線を画していました。

ただ叫ぶだけではなく、内面の恐怖を表情や声で上手く表現していたケイト・ハドソンも良かったのですが、特にジーナ・ローランズとピーター・サースガードの演技は、上手いのは当然として不気味さという点において見事という他はない素晴らしさで、ホラーであっても良い俳優が演じればヴィジュアル的な派手さはなくともここまでのものが作れるのかと感心しました。
これが未公開なんてほんと勿体無いです。

オカルトものなので好き嫌いは分かれるかも知れませんが、ホラー好き、サスペンス好きに是非見てもらいたい作品です。


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コメント

  1. DVD「スケルトン・キー」

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    スケルトン・キー
    これがアメリカ南部?? なんか、差別的な感じがするんですケド、、、
    スケルトン・キーって、いったい何のことなの??これがわかりません。あとは、、、ストーリーはね、わかりやすい。てか、先が見え見え。ぁ、最後はねぇ、、ほんとに、ああなっち…

    『スケルトン・キー』

    2005年アメリカ(104分)

    監督:イアン・ソフトリー
    出演:ケイト・ハドソン
       ジーナ・ローランズ
       ジョン・ハート
       ピーター・サースガード
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    DVDで、出演:ケイト・ハドソン/ジーナ・ローランズ/ジョン・ハート/ピーター・サースガード/ジョイ・ブライアント/脚本:アーレン・クルーガー/監督:イアン・ソフトリー/作品『スケルトン・キー』を観ました。

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