がんばれ!ベアーズ/ニュー・シーズン

ウォルター・マッソー、テイタム・オニールの主演で76年に大ヒットしたファミリー・コメディ「がんばれ!ベアーズ」のリメイク。
主演は「バンディッツ」「バッドサンタ」のビリー・ボブ・ソーントン。
共演に「ふたりにクギづけ」「ワンス・アンド・フォーエバー」のグレッグ・キニア、「ムースポート」「ミスティック・リバー」のマーシャ・ゲイ・ハーデンなど。
監督は「スクール・オブ・ロック」「ビフォア・サンセット」のリチャード・リンクレーター。

「がんばれ!ベアーズ」自体は昔テレビで見た事があるくらいでそこまでファンでもなかったんですが、リチャード・リンクレーターが監督となると話は別。

リメイクを手掛けるというのは正直意外でしたが、見終わってみれば随所に”らしさ”が感じられる良い出来でした。

その中でも、既に「スクール・オブ・ロック」で証明済みの子供たちの描き方は素晴らしかったです。

それぞれの能力や人種の違いを丁寧に描く事で、この手の作品にありがちなキャラクターが判別出来ないという事態に陥っていませんでしたし、何よりそれによって悪ガキたちの憎たらしい発言や行動などが際立っていましたね。

その子供たちが突然上手くなるような事がなかったのもリアルさがあって良かったです。
実際、殆どの子供たちはちょっとしか上達してなくて、チームが勝ち進めたのは実力のある2人が加入したから。
「スクール・オブ・ロック」でもそうでしたが、「能力は平等でなくとも、適材適所を見極められる指導者がいる事によって全員平等に喜びや感動を共有出来る」という事こそが大事なんですよね。



ビリー・ボブ・ソーントンはもうイメージそのままの役柄で(苦笑)
あまりにそのダメ親父っぷりがハマり過ぎててもう少し意外性が欲しかったなぁとも思いましたが、これほどダメ親父が似合う俳優もいないと思うのでそこは良しとしておきましょう。

ビリー・ボブ・ソーントン効果か言葉遣いがややお下品ですが、子供も一緒に楽しめるファミリー・ムービーである事は間違いないでしょう。


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