Speak Of The Dead/RAGE

Speak of the Dead
ドイツが誇る最強のジャーマン・トリオ、RAGEの15thアルバムは「Lingua Mortis」以来となるオーケストラとの共演アルバム。

ジャーマン・メタル・シーンで未だに聴けるバンドはこのRAGEとBLIND GUARDIAN、GAMMA RAYくらい。
そのRAGEもPeter”Peavy”Wagner(Vo,B)、Victor Smolski(G,Kb)、Mike Terrana(Ds)のトリオ編成になって早くも4作目。
前作「Soundchaser」と、それに続いたデビュー20周年を記念するライヴ・アルバム「From The Cradle To The Stage」が素晴らしい内容だっただけに、このニュー・アルバムにはかなり期待していたのですが、アルバムの半分を費やしたオーケストラとの共演組曲”Suite Lingua Mortis”の出来が中途半端な為に散漫な印象が否めません。
この組曲、RAGEらしさは随所に感じられるものの、やはりPeavyの楽曲に比べると明らかに弱い。
Victor Smolskiは上手いギタリストだと思いますし、クラシックの教育もちゃんと受けているんでしょうけど、そのセンスはPeavyの楽曲の中でこそ輝くと思います。
“Beauty”の泣きのリードはかなりツボでしたが。

打って変わって後半はいつものPeavy節満載。
メジャーなコーラスが心地良い疾走曲”Soul Survivor”、現RAGE以前の雰囲気を持つ”Be With Me Or Be Gone”、Mike Terranaのブラストが聴ける(モタってるけど)”Kill Your Gods”、「ときはーなーて、ときはーなーて」と来日公演では大合唱間違いなしの”Full Moon”の日本語詞ヴァージョン”Michi-Shi Tsuki”などアップ・テンポの佳曲揃いではあるんですが、「これだ!」という強力な曲がないのと、実質半分の曲数しかないのとで物足りなさを感じるのは確かです。


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コメント

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