大停電の夜に

停電という思いがけない事態の中で、12人の男女それぞれが経験するクリスマスの特別な物語を描いた群像ラヴ・ストーリー。
出演は、豊川悦司、田口トモロヲ、原田知世、吉川晃司、寺島しのぶ、井川遥、阿部力、本郷奏多、香椎由宇、田畑智子、淡島千景、宇津井健など。
監督は「東京タワー」の源孝志。

12人の登場人物たちの物語が少しずつ絡み合い展開していくストーリーは、特に目新しいところもなく、どこかで読んだり見たりしたようなものばかり。
それに加え、132分という尺と、意図的なものとは分かるもののその淡々とした展開に、中盤以降かなりダレてしまいました。
もう少し起伏をつけるか、短くした方が良かったように思います。
ジャケットからも分かるように、「ラブ・アクチュアリー」の模倣という感は否めず、当然ながらそれを超えてはいませんでした。
最近の邦画はこういう作品が多いような気がします。

ただ、タイトル通り作品中の大部分が停電中の出来事なので、その中での蝋燭の明かりの使い方、見せ方、ゆったりと流れるストーリーの中での明かりの持つ温かさなどの描き方は良かったですし、それによって生まれるファンタジックな雰囲気は結構好きな感じでした。
ここらへんは逆に日本ならではという印象も受けましたね。

キャスト的にはやっぱり原田知世が良かったですね。
田口トモロヲと夫婦ってのはちょっとどうかなと思いましたけど、相変わらず可愛かったです。
豊川悦司も存在感あったし、吉川晃司も意外に役者してて嬉しかったです。
後は井川遥の下手さが目立ってたくらいかな。

物語としては素敵だと思います。


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