「アレキサンダー」や「ロード・オブ・ウォー」などへの出演で知られる若手俳優Jared Leto(Vo、Gu、etc…)が弟Shannon(Dr)と共に結成した30 SECONDS TO MARSの2ndアルバム。
俳優が音楽にも手を出す事はよくある事ですが、これはそこら辺の「ちょっと音楽もやってみました」的なものとは全く次元が違います。
スタイル的にはHOOBASTANKなどに代表されるラウド/エモ系ながら、そこに絶妙なバランスで織り込まれた知性を感じさせるデジタル音やゴシック的な冷たさ、それに加え全ての楽曲を手掛けるJared Letoの確かなメロディ・センスと非凡な歌唱力が、この30 TO SECONDS TO MARSのサウンドをありがちなアメリカ的ラウド・サウンドとは一線を画すものにしています。
どちらかと言うとHIMに近いかも知れません。
一通りラウド/エモ系のバンドは聴いてきましたが、これほどの作品に出会ったのは初めて。
憂いを帯びたメロディが繰り返される内、否応無く胸が締め付けられていきます。
このJared Letoの胸を抉るかの怒涛の泣きのメロディ・センスと、アグレッシヴなシャウトからメロウで繊細な歌唱まで聴かせるややハスキーな歌声は必聴です。
オープニングに相応しい激的なロック・チューン”Attack”、バンドの幅広い表現力が凝縮されたタイトル・チューン”A Beautiful Lie”、ドラマティックな展開が魅力的な”The Fantasy”、幻想的なムードが支配する”The Story”、ストリングとアコースティックの絡みが美しい本編を締め括る”A Modern Myth”、そして意外なBJORKのカヴァー”Hunter”と聴き所は満載。
時折見え隠れするU2やPOLICEの影響も、その懐の広さを物語っています。
まだまだ俳優としての活動の方が知られていますが、個人的にはこの30 SECONDS TO MARSの活動に専念してくれても良いくらいです(勿論、俳優としても評価していますが)。
30 Seconds To Mars \"The Kill\"最新PV&ライブビデ…
なにかとボーカルのJared Letoが俳優でキャメロン・ディアスやスカーレット・ヨハンソンと付き合っていたっていたという事ばかりが話題になっていて少しかわいそうな南カリフォルニア出身の5人組エモバンド30 Seconds To Mars
昨年12月にリリースされた2ndアルバム…
初めましてこんにちわ、先日THE POLICEの再結成コンサートに行ってきました。COPELANDが昔から好きで、彼目当てです。確かに懐かしくもあり、勿論素晴らしかったのですが、、前座のFOO FIGHTERSが!!ぶっ飛びました、やっぱ迫力がある、、う。会場でJAREDを見かけました、ミリタリー服でかっけええ、それに顔が小さい!俳優としての方が自分には馴染んでるんですが、これからバンドの方ももっと人気出そうですね。私はギターよりドラムに心奪われるので、世界中のドラマーは尊敬に値します、SINさんも凄いです!!
aliceさん、こんにちは!
コメントありがとうございます。
POLICEのコンサート羨ましい!!
海外に住んでおられるのですか?
良いですねぇ、憧れます。
僕のドラムはまだまだですが、世界目指して精進しております。
また遊びにいらして下さい♪