アンジェラ

借金が原因で48時間後には殺されてしまう運命にある男と、その男の前に突然現れたミステリアスな美女との不思議な交流を描いたファンタジー・ラヴ・ストーリー。
出演は「アメリ」「ミッション・クレオパトラ」のジャメル・ドゥブーズ、スーパー・モデルとしても活躍する「ファム・ファタール」のリー・ラスムッセン、「レッドナイト」「イブラヒムおじさんとコーランの花たち」のジルベール・メルキ、「ニノの空」「みんな誰かの愛しい人」のセルジュ・リアブキンなど。
監督・製作・脚本は「レオン」「フィフス・エレメント」のリュック・ベッソン。

リュック・ベッソンの監督作は「ジャンヌ・ダルク」(1999年)以来ですか。
しょっちゅう脚本や製作で名前が大々的に使われるので、そんなに監督業から離れているような気はしてなかったのですが、やはり久々に監督するだけの作品なんだろうと期待して観に行ってきました。

言うまでもなく、リュック・ベッソンは映像センスに秀でた人です。
「グラン・ブルー」も「レオン」も「ニキータ」も、そして「フィフス・エレメント」も、その独特の映像美、色彩感覚が作品の重要な部分を担っていました。
そのセンスはこの「アンジェラ」でも健在で、モノクロながらも巧みに濃淡を使い分けたパリのヴィジュアルは幻想的且つ近未来的で、冷たさと温かさを同時に感じるような不思議な世界観を創り上げていました。


しかし、内容がイマイチ…。
決して面白くないわけではないのですが、その設定ほどドラマティックな展開ではなかったので、どうも盛り上がりに欠け、バランスが取れていないように感じてしまいました。
凝縮して短編作品にするかサイレントにしていればもっと良い印象になったように思いますね。
ただ、未来のない男と過去のない女がお互いの存在によって、自分を赦し、認め、愛していくという基本ストーリーそのものは嫌いではないですし、これまでのリュック・ベッソン作品の中では一番メッセージ性を強く感じました。

そう言えば、劇中でジャメル・ドゥブーズがずっと右手をコートのポケットに入れていたのが気になったので帰ってから調べてみたんですが、どうやら8歳の時に鉄道事故で隻腕になったそう。
何か意味があるんだと思って注目してたのに別に意味は無かったんですね。
劇中での説明が何かしら欲しかったなぁ。

秀逸なタイトルも含め、素敵な作品に成り得ただろう作品だけに残念でした。
脚本や製作ばっかりやってないで、これを機に本格的に監督業に復帰してもらいたいものです。


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コメント

  1. アンジェラ

    A+  面白い
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    『評価』 
    B
    (演技3/演出2/脚本2/撮影3/音響3/音楽2/美術3/衣装3/配役4/魅力2/テンポ3/合計30)

    『評論』
    監督が

    監督:リュック・ベッソン
    出演:ジャメル・ドゥブーズ、リエ・ラスムッセン、ジルベール・メルキ、セルジュ・リアブキン

    評価:75点

    公式サイト

    (ネタバレあります)
    なんだ、てっきり自分探しの映画で天使は幻だとずっと思っていたのに、ほ…

    リュック・ベッソン、6年ぶりの監督作品はパリを舞台にした
    モノクロ作品。表情豊かなパリが素敵。

    ★「アンジェラ」
    2005年フランス 91分
    監督:リュック・ベッソン
    出演:ジャメル・
       リー・ラスムッセン

    ★Story
    パリに暮らすアンドレはギャング絡み…

    『ANGEL-A ~アンジェラ~』を観て参りました

    ストーリー…
    『生まれてはじめて、誰かを愛しいと思った』
    アレクサンドル三世橋から見下ろすセーヌ河。
    そこにたたずむ1人の男――アンドレ。
    彼は思っていた『48時間後、俺の命は奪われるかもしれない。こんな…

    フランスのリュック・ベッソン監督が6年ぶりに監督した作品だって。
    最近は製作とか脚本のほうを担当してたみたい。
    この人の作品・・・ひらりん、苦手なのが多かった・・・
    「タクシー・シリーズ」とか、「クリムゾン・リバー2」とか・・・
    しかも、今回は白黒作品…

    リュック・ベッソン、6年ぶり自らメガホンを取った「アンジェラ」を見た。 ここ数

    素直に鑑賞すると、表は凡庸なファンタジー映画。
    しかし、裏に隠された意味は、リュック・ベッソンの心の叫び。

    アンドレ役には、オドレイ・トトゥの『アメリ』に出ていたジャメ?

    生まれてはじめて誰かを愛しいと思った。
    CAST:ジャメル・ドゥブーズ/リー・ラスムッセン/ジルベール・メルキ/セルジュ・リアブキン 他
    ■フランス産 90分

    なんだか退屈だった。
    なんせ90分しかないのに、とっても長く感じてしまった・・・。

    主人公の傲慢さが嫌だ…

    アポロシネマ8 今から30年近く前「スターウォーズ」を撮り終えたジョージ・ルーカス監督は「私の監督作はこれで最後だ。」と言って、次の「スター・ウォーズ」2作を別の監督に任せ、自身はプロデューサーに退

    「アンジェラ」hp

    リュック・ベッソンの映画って、時間とか音とかと人物の感情がうまく合致して面白い、っていう印象がある。
    この映画もそんな良い映画。

    モノクロームのパリで、救いようがない男が一人。嘘つきで、臆病で、でたらめばかりが口から出てくる。見た…

    歯医者が意外と早く済んだので、映画。
    まったく時間を調べず、「ナイロビの蜂」か「アンジェラ」のどちらか時間の合う方でと思っていて、ちょうどいいのが「アンジェラ」だったので。
    見てきた。

    映画の中でも「天使」ものにはめっきり弱い自分。
    冒頭で人生に絶望した主人公が橋の上から飛び降りようとした時、
    見知らぬ誰かが先に飛び降りちゃって思わず助けてしまったその人は
    ・・・実は天使だった。
    ってこの設定はまんま大好きな「素晴らしき哉、人生!…

    「アンジェラ」★★☆
    リー・ラスムッセン、ジャメル・ドゥブーズ主演
    リュック・べッソン監督、2005年フランス

    リュック・ベッソンの久々の監督作品ということで
    どんなものか期待して行った。

    モノクロのパリの街が美しい、
    しかし見所はそこだけ。

    喋り捲…

    「アンジェラ」★★☆
    リー・ラスムッセン、ジャメル・ドゥブーズ主演
    リュック・べッソン監督、2005年フランス

    リュック・ベッソンの久々の監督作品ということで
    どんなものか期待して行った。

    モノクロのパリの街が美しい、
    しかし見所はそこだけ。

    喋り捲…

    ヒューマン=ブラック・ボックス -映画のご紹介(131) アンジェラ-この映画を見終わった後、

    しばらく席を立つことができなかった。

    リュック・ベッソンの撮る映画を初めて観たのは、1988年のグレート・ブルーだった。
    素潜りの世界記…

    『アンジェラ』(2006年公開)*試写会

    監督:リュック・ベッソン
    出演:リー・ラスムッセン ジャメル・ドゥブーズ

    公式HP

    試写会でリュック・ベッソン監督『アンジェラ』を観てきます。

    以前から好きな監督の1人です。『ニキータ』『ジ…

    リュック・ベッソンの6年振りの最新作です。最初は頼りなく、嘘つきで現実と向き合おうとしなかったアンドレ(ジャメル・ドゥブーズ)が、アンジェラ(リー・ラスムッセン)と出会ってからだんだんと変わっていくところは、興味深いものがありました。『ニキータ』と『レ…

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    早朝のパリ、アンドレ(ジェメル・ドゥブーズ)は、マフィアから借金の取立てを受けていて、支払猶予は午前0時まで・・・万策尽き果てたアンドレは自殺しようと決心し欄干を乗り越える。飛び降りようとした瞬間、ふと隣を見るとアンジ…

    【映画的カリスマ指数】★★★★☆

     美しいキミの中に見たのは・・・僕自身

     

    公式サイト http://angel-a.jp/

    昨日試写会に行ってきました。
    面白かったです。最近の中ではかなりのヒットでしたw
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    ダメ男が主人公の映画って、自分勝手でムカつくか逆に共感でき…

     リュック・ベッソンの今世紀はじめての映画・・・といってもそれ程思い入れがない

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    こんにちは。
    晴れの金曜日です。
    今日は、昨日 一足先に 新宿明治安田生命ホールにて行なわれた試写会で観させて頂いた、リュック・ベッソン氏の新作映画について。

    『 アンジェラ ( ANGEL?A ) 』 ( ‘05年 フランス )
    《 STAFF 》
    監督 : リュック・…

    こんにちは。
    晴れの金曜日です。
    今日は、昨日 一足先に 新宿明治安田生命ホールにて行なわれた試写会で観させて頂いた、リュック・ベッソン氏の新作映画について。

    『 アンジェラ ( ANGEL?A ) 』 ( ‘05年 フランス )
    《 STAFF 》
    監督 : リュック・…

    この映画にはアクションはありません。
     
    恋愛映画、、、
    それとも違う気がします。
     
    ファンタジー…、
    …というよりも、リュック・ベッソンが描いた
    パリを舞台にしたおとぎ話。
    私はそんな印象をうけました。

    【監督】リュック・ベッソン
    【出演】ジャメル・ドゥブーズ/リー・ラスムッセン/ジルベール・メルキ/セルジュ・リアブキン
    【公開日】2006/5.13
    【製作】フランス

    【スト?

    2006年27本目の劇場鑑賞です。公開翌日劇場で観ました。「ジャンヌ・ダルク」リュック・ベッソン監督作品。パリを舞台に全編モノクロ映像で撮り上げた異色のラブ・ストーリー。リュック・ベッソン監督の6年ブリ10作品目の監督作品ということで、少しは期待しましたが、期…

    【アンジェラ】 ★★★☆ 2006/5/5  試写会 ストーリー パリに暮らすアンドレ(ジャメル・ドゥブーズ)はギャング絡みの借金が原因で4

    リュック・ベッソン『ジャンヌ・ダルク』以来6年ぶりの監督作品。自殺しようとした男の前に突然現れた女性とのラブストーリー。
    おバカなベッソン監督らしい脚本、ベッソンが自分の為に作った自分の映画。上映時間90分と短くて良かった。
    と言いつつも、モノクロで映し…

    やたらとプロデュース作が多いので、毎月のように名前を見ているが、監督作品は1999年の「ジャンヌ・ダルク」から6年ぶりとなるリュック・ベッソン監督の新作。
    デビュー作の「最後の?

    予定が雨で流れて丸1日暇になってしまった
    なので久々に映画館に行ってきました

    リュック・ベッソンが約6年ぶりに監督を務めた壮大なラブストーリー

    ANGELA-アンジェラ

    人生を諦めかけた男が、ある不思議な美女に出会ったことで、
    愛と人生について再認識…

    『アンジェラ』鑑賞レビュー!

    原題::::Angel-A

    あなたは

    新しい

    リュック・ベッソンを

    知ってますか?

    6年ぶりの監督作

    リュック・べッソンが描く

    純粋な真実の “愛”

    生まれて始めて

    誰かを

    愛おしいと思った….。…

    「生まれてはじめて誰かを愛しいと思った」 6年ぶりのリュック・ベッソン作品はアクションなし、モノクロの、大人のメルヘンでした。

    「アンジェラ」

    評価 ★★★☆☆

    『あらすじ』

     フランス・パリで暮らす男・アンドレ。今まさに彼は、人生の崖っぷちに立たされていた。借金まみれ
    で、頼るべき相手もいない。あとに待つのは、取り立て屋による「けじめ」だけ。騙し騙しやってきた人

    下調べをしてから映画を観に行く方ではないのだけれど それでも、ここのところ「観よう!」と思わせる作品が無かった。 久しぶりに引っかかったのが、リュック・ベッソン監督最新作アンジェラ。 うだつが上がらない背の低い男(アンドレ)と、背の高い絶世の美女(アン…

    邦題:アンジェラ 原題:ANGEL-A 監督:リュック・ベッソン 出演:ジェメル

    「ジャンヌ・ダルク」以来 6年ぶり、 
    「ニキータ」「レオン」のリュック・べッソン監督最新作! 

     
    軽いタッチで、あまりドキドキ感もなく
    大人のおとぎ話って感じです。 
     
    1時間30分の上映時間も丁度いい。

    モノクロームのため、
    猥雑感のない映像に仕上が…

    借金だらけで何をやってもダメな男と、その目の前に突然現れた金髪で美しい女性の物語です。

    評価:50点

    アンジェラ

    「アンジェラ」のJAPANプレミアに行ってまいりました。

    映画の感想の前にJAPANプレミアの感想を少し。

    わざわざGWにオールナイトする価値はないと思ったためか、かなり客席は空いていました。

    リュック・ベッソン、リー・ラスムッセンが来…

    リュック・ベッソンの新作ということで楽しみにしてました。
    全編通して世界がモノクロームなのですが、まったく違和感もなにも感じずカラーの映画と同じように観ることができました。でも不思議とモノクロームのほうが綺麗だなあって感じましたね。
    ラブストーリーという…

    モノクロな新作!
    リュック・ベンソンの新作は、白黒なパリとベンソン好みの女。

    http://angel-a.jp/

    リックベッソン監督の
    「アンジェラ

    全編モノクロで
    不思議な天使「アンジェラ」と
    出会う青年との
    一種の自分探しの
    不思議なファンタジー。

    登場人物二人の
    掛け合いが中心の物語ですが、
    ラストになるにつれて
    なんか「胸キュン」状態に・・・

    ネタをしらずに
    この…

    5月13日、雨。僕はこの日初日を迎えるリュック・ベッソン監督の最新作『アンジェラ』を朝の一番から観に行きました。僕も昔はリュック・ベッソンが好きでしたが、彼の最近のプロデュース作品はどれも見るに絶えない出来だったので、もう興味は薄れていました。きっ…

    《アンジェラ》 2005年 フランス映画 – 原題 – ANGEL-A 48時

     セーヌ河からの身投げ・・・『橋の上の娘』のパロディかと思ったら、そうではなかったようだ・・・

  2. もじゃ says:

    こんにちは。TBありがとうございます。
    モノクロのパリの雰囲気は良かったですね。
    でもいかんせんストーリーが…。

  3. sin says:

    こんばんは、こちらこそTBありがとうございました。
    ほんとストーリーが残念でしたよねぇ。
    でも、映像は流石でした。

  4. たろ says:

    こんにちは。
    弊ブログへのトラックバック、ありがとうございました。
    こちらからもコメント&トラックバックのお返しを失礼致します。

    この作品は、物語展開や作風から多くの人に受け入れられない印象はありますが、僕は、リー・ラスムッセンさんとジャメル・ドゥブーズさんの的確な演技と映画の独特の雰囲気との一体感が良かったと思いました。

    また遊びに来させて頂きます。
    今後共、よろしくお願い致します。
    ではまた。

  5. つぐみ says:

    トラバどうもです。
    トラバ返しさせていただきます。

    私はストーリーよりも、最後に出たアンジェラの羽が気になりました。
    安っぽすぎる!
    でも、面白かったですよw

    これからもちょこちょこ遊びに来ますね♪

  6. sin says:

    >たろさん
    こんばんは。
    こちらこそTBありがとうございました。
    確かに劇中に出てくるのはほぼあの2人だけですし、独特の雰囲気のある作品でしたね。
    こちらこそよろしくお願いします。

    >つぐみさん
    こんばんは。
    TBありがとうございます。
    羽根気になりましたか?
    僕はあまり気にならなかったですねぇ。
    それよりも目がヴァンパイアちっくになったのに驚きました(笑)
    また遊びに来て下さい。

  7. Boh says:

    こんにちわ、TBさせて頂きました。
    私もこの映画、イマイチだったんです(苦笑)映像はすごくステキでしたがストーリーが薄っぺらいというか…。
    主演のジャメル・ドゥブーズ、事故で腕を失ったんですね、知りませんでした。アメリの頃から気になってたんですけど、フランスでは人気コメディアンだそうですね。

  8. sin says:

    こんばんは、TBありがとうございます♪
    そうなんですよねぇ、映像はほんと素晴らしいと思ったんですが(苦笑)
    まぁストーリーも嫌いではないので、何だかんだ言いつつも観てよかったとは思います。
    こちらからもTBさせて頂きますね。

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