美しき野獣

本能のままに突き進む刑事と冷徹なエリート検事の運命を大きく変えていく事件をハードなタッチで描いたアクション・ドラマ。
主演は「ひとます走れ!」「マルチュク青春通り」のクォン・サンウと「オールド・ボーイ」「親切なクムジャさん」のユ・ジテ。
共演に「トンケの蒼い空」「スカーレットレター」のオム・ジウォン、「パイラン」「オアシス」のソン・ビョンホ、「人生の逆転」「シルミド」のカン・ソンジンなど。
監督はこれが長編デビューとなる新鋭キム・ソンス。

「これまでのクォン・サンウのイメージを覆すような作品」という事前情報はその通りでした。
これまでは割りと好青年ややんちゃな若者役ばかりだったと思うんですが、今回は正反対。
ちょっとやり過ぎなくらい気性の激しい役柄で、髪もぼさぼさで無精髭も生えてて、1週間くらいお風呂に入ってないんじゃないの?ってくらいの汚れっぷり。
しかも直情的に暴れまくる割にはそんなに強いわけでもないという、まぁあまり魅力的なキャラとは言い難い役柄だったんですが、文字通り暑苦しいくらいの熱演でした。
対するユ・ジテは相変わらず演技の上手さを見せつけてくれました。
クォン・サンウとは真逆の一見冷酷に見える検事役を見事に演じていましたね。
この2人の存在感と演技のぶつかり合い、徐々に友情が芽生えていく様子なんかはかなり見応えありました。


ただ、ストーリーがちょっと…。
激しいアクションもありの、割と硬派なドラマなのは分かるんですけど、あまりにも無駄な展開が多くて何を見せたいのかが最後まで伝わってきませんでした。
さんざんストーリーの芯になってた部分を、ラストでああもあっさり切り捨ててしまうのはどうなんでしょう。
ちょっと納得出来ませんでしたね。

主演2人が良かっただけに何とも勿体無い作品でした。


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