アサルト13 要塞警察

大雪で孤立した閉鎖目前の警察署で謎の武装集団に襲撃される警官と凶悪犯たちとの壮絶な銃撃戦とスリリングな心理劇を描いたサスペンス・アクション。
ジョン・カーペンターによる76年の傑作アクション「要塞警察」のリメイク。
主演は「ビフォア・サンセット」「ロード・オブ・ウォー」のイーサン・ホークと「マトリックス」「M:i:III」のローレンス・フィッシュバーン。
共演に「タブロイド」「ランド・オブ・ザ・デッド」のジョン・レグイザモ、「シークレットウインドウ」「ヒストリー・オブ・バイオレンス」のマリア・ベロ、「仮面の男」「ゴーストシップ」のガブリエル・バーン、「奪還 DAKKAN アルカトラズ 」「Shall we Dance?/シャル・ウィ・ダンス?」のジャ・ルールなど。
監督はフランスの新鋭ジャン=フランソワ・リシェ。

ジョン・カーペンターのオリジナルは未見ですが、孤立無援の警察署からの脱出撃という基本設定以外は結構変わってるみたいです。
サンプルでの鑑賞なのでそんなに期待はしてなかったんですが、それなりに楽しめました。
最近あまり見かけなくなったクラシックな雰囲気を感じさせる所謂B級アクションですが、B級に徹したその潔さが功を奏したのか、圧倒的に不利な状況の中、どこから敵が襲ってくるか分からない不安感や、いつ誰が裏切るか分からない緊張感などが上手く描かれていました。
途中で主要キャラクターだと思われた人物が予想を裏切り呆気なく殺されてしまうのも、誰が生き残るか分からない緊迫した雰囲気を生み出していて良い演出だと思いましたね。
武器として使う事になるボロボロの押収品や、大雪という状況など折角の設定を活かせてない部分も幾つかありましたが、登場人物たちの心理面での駆け引きが面白いのでそこまで気になりませんでした。


それにしてもイーサン・ホークは最近どんどん良くなってきていますね。
ハマりすぎな冒頭の麻薬の売人への変装や、辛い過去に苦悩しながらも全員を助けようと必死になる人間味溢れるキャラクターがこの作品の大きな魅力になっています。
ローレンス・フィッシュバーンは流石の存在感で、同じ悪人ながらガブリエル・バーンを食ってしまっていました。
まぁ一応主役なんで仕方ないのかも知れませんけど、もう少し武装集団側にも重点を置けば更にスリリングになった気がします。
あとはジョン・レグイザモがかなり良い味出してましたね。
これからブレイクしそうな予感。
ルイージの頃が懐かしいですね。

キャッチ・コピーにあるような「脱出アクションの頂点!」とは全然思いませんが、アクション好きならそこそこ楽しめる作品だと思います。


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コメント

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