ハロウィン

低予算ながら、シンプルな構成とスタイリッシュな演出で、80年代に流行した殺人鬼映画の先駆けとなった名作。
主演は「トゥルー・ライズ」「フォーチュン・クッキー」のジェイミー・リー・カーティス。
共演に「ミクロの決死圏」「007は二度死ぬ」のドナルド・プレザンス、「要塞警察」「ザ・フォッグ」のナンシー・キーズ、「ブギーマン」「メジャーリーグ」のチャールズ・サイファーズ、「キャリー」「デビルズ・リジェクト/マーダー・ライド・ショー2」のP・J・ソールズなど。
監督・脚本・音楽は「ゼイリブ」「エスケープ・フロム・L.A.」のジョン・カーペンター。

アサルト13 要塞警察」を見て、久々にカーペンター作品を見てみたくなったので借りてきました。
「ゴースト・オブ・マーズ」でも良かったんですけど、ホラーな気分だったのでこっちに。
最近ではクリスマスに続いてハロウィンも日本に定着させようとする動きがあるようですが、恐らく日本で「ハロウィン」という言葉を一般層にまで広めたのはこの作品でしょう。

たった30万ドルという製作費で作られた、言わずと知れた奇才ジョン・カーペンターの出世作であるこの作品。
「13日の金曜日」や「エルム街の悪夢」といった80年代以降の人気シリーズの原点とも言える作品ですが、後のスプラッター・ブームに作られた作品との大きな違いは犯人マイケルの静的な描き方。
シンプル極まりない白いマスクを被ったマイケルがただ佇んでいるだけで、何とも言えない不気味さを見る者に感じさせるミステリアスな演出が素晴らしく、徐々に忍び寄る”気配”で見事に恐怖を描いています。
最近の派手なホラーを見慣れてしまっているので、全体的にやや地味だとは感じますが、この雰囲気はなかなか他の作品では得られません。
名絶叫クイーン、ジェイミー・リー・カーティスの叫びっぷり、そして恐怖に引き攣る表情の演技も見物。
ルックスがあまりにも変わってなくて(昔から老けてる)ちょっと笑ってしまいましたけど。

2作目以降はイマイチだった気がするけど、また見てみようかな。


Similar Posts