ワールド・トレード・センター

9.11米国同時多発テロの際、崩落した世界貿易センタービルの瓦礫の中から奇跡的に生還した2人の港湾警察官の感動の実話を映画化したヒューマン・ドラマ。
主演は「ナショナル・トレジャー」「ロード・オブ・ウォー」のニコラス・ケイジと「ミリオンダラー・ベイビー」「スウェー★ニョ」のマイケル・ペーニャ。
共演は「コンフェッション」「モナリザ・スマイル」のマギー・ギレンホール、「ヒストリー・オブ・バイオレンス」「アサルト13 要塞警察」のマリア・ベロ、「バックビート」「ズーランダー」のスティーヴン・ドーフ、「トルク」「ホステル」のジェイ・ヘルナンデス、「パールハーバー」「えじき」のマイケル・シャノンなど。
監督は「プラトーン」「7月4日に生まれて」のオリヴァー・ストーン。

予想以上ではなかったですが、なかなか良い映画でした。
多少あるかなと思っていたドキュメンタリー色は皆無で、9.11をベースにはしているけれど、あくまで主人公2人に焦点を合わせ、人間の強さと家族愛をテーマにしっかりと映画してましたね。
キリストが出てきたりもしましたしね…。
ただ、それだけに9.11を舞台にする必然性はあまり感じられませんでした。
もう少しこの歴史的事件の悲惨さを描いていたら印象は違っていたかも知れませんが。
しかし、この作品を観た事をきっかけに、再び9.11や現在の世界情勢について深く考えさせられたのは確かです。
それだけでも十分この作品は成功していると思います。

当たり前の日常が突然地獄と化すオープニングは、不思議なことにあの時ニュースを見て感じた現実離れした感覚よりも遥かに現実的に感じました。
そして、ビルが崩壊するシーンのあの迫力と恐怖感。
現実にあの場で、映画で描かれているより遥かに凄まじい恐怖を経験し、そして死んでいった人々(約1000人もの人々は未だに行方不明のまま)がいることを思うと胸が痛くなります。
民族や宗教は違えど同じ人間同士なのに、何故こんなにも憎しみあわなければいけないのか。
平和な環境にいるからそう思えるのか知れませんが、決して終わっていないこの争いが終わる事を願わずにはいられません。


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