バタリアン5

前作「バタリアン4」と同時製作されたシリーズ第5弾。
出演は「デスリング」のジェニー・モーレン、「E.T.」「ファム・ファタール」のピーター・コヨーテ、「バタリアン4」のエイミー=リン・チャドウィック、「バタリアン4」のジョン・キーフ、「バタリアン4」のコリー・ハードリクトなど。
監督は「スパイダー パニック!」「バタリアン4」のエロリー・エルカイェム。

前作のあまりの出来に見るのを少し迷っていたのですが、何とこの「5」にはあのタールマンが登場するというではありませんか。
製作側の手口にまんまと乗せられている気もしますが、やっぱり見てしまいました。

前作と同じスタッフ、キャストで同時製作されただけあって、前作からストーリーは繋がっています。
今回の舞台は前作から数年後。
前作で高校生だった主人公たちは大学生になり、そこでまたトライオキシンの入った容器を発見(苦笑)
お約束通りゾンビが増殖し大騒ぎになるというストーリーです。
しかし、その過程が今回は違いました。
前作で痛い目見てるはずのこのバカな主人公たち、あろう事かゾンビと良い具合にミックスされたトライオキシンからドラッグを作って大学中に売りさばいてしまうんです(笑)
トリップ出来ればゾンビでも何でも見境なしにドラッグにしてしまうアメリカのドラッグ文化の恐ろしさを知りましたね。
この斬新な蔓延方法によってこの作品はかなり救われてると言って良いでしょう。
実際前作よりも断然楽しめました。

ただ、肝心のタールマンは勿体ぶって登場した割には殆ど活躍せず…。
しかもネタとして使われてるし。
笑いの要素を入れるのは問題ないと思いますが、もうちょっと入れるポイントや使い方を考えて欲しいですね。
わざわざあのネタをタールマンにやらせる必要なんて全然ないわけですし。
胡散臭いシークレット・サービスの2人組も良いキャラしてましたが、あそこまで狙ってしまうとちょっと白けてしまいます。

でもまぁ、ようやくエロリー・エルカイェムは「スパイダー パニック!」で見せてくれた手腕を発揮してくれましたね。
前作を見た時は本当に同じ監督なのか疑ってしまったくらいですから(苦笑)
1~3作には到底及びませんが、「4」よりは遥かに良い出来のこの作品。
バタリアン・ファンにはお薦め出来ます。


Similar Posts

コメント

  1. バタリアン5 (Return Of The Living Dead:Rave To The Grave)

    皆様のHPを参考にしてるうち、見たくなってしまいました。「バタリアン5」です。 「トライオキシン5」を精製し、トリップ用

    監督 エロリー・エルカイェム 主演 ジョン・キーフ 2005年 アメリカ映画 95分 ホラー 採点★ 確かに、あまりに臭い物とか不味い物って、それがどんだけの物なのか充分に分かっているはずなのに、ついついもう一度臭いを嗅いだり口に入れたりしちゃうもんなんですよねぇ。…

  2. ももも says:

    TB失礼します。

    やっぱりあのタールマン、「製作側の手口」に見えました?しかもあんまり活躍しないし…。
    でもバカで面白かったです。

  3. sin says:

    もももさん、TB&コメントありがとうございます。

    タールマン、製作側の手口というよりも「愛情があって登場させたものの、それを活かせなくて自棄になった」ように見えました(笑)
    もうちょっと活躍して欲しかったですよね。

コメントの受付は終了しました。