ディパーテッド

大ヒット香港ノワール「インファナル・アフェア」をハリウッドの豪華スタッフ・キャストでリメイクした犯罪サスペンス。
主演は「ギャング・オブ・ニューヨーク」「キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン」のレオナルド・ディカプリオと「ボーン・スプレマシー」「シリアナ」のマット・デイモン。
共演に「シャイニング」「マーズ・アタック!」のジャック・ニコルソン、「ブギー・ナイツ」「ロック・スター」のマーク・ウォールバーグ、「地獄の黙示録」「デッド・ゾーン」のマーティン・シーン、「チューブ・テイルズ」「キング・アーサー」のレイ・ウィンストン、「15ミニッツ」「こわれゆく世界の中で」のヴェラ・ファーミガ、「ディック&ジェーン 復讐は最高!」「エリザベスタウン」のアレック・ボールドウィンなど。

監督は「グッドフェローズ」「アビエイター」のマーティン・スコセッシ。

結局オリジナルの「インファナル・アフェア」を見ないままの鑑賞でしたが、それが良かったのかなかなか面白かったです。
アカデミー賞を獲るほどかと言われるとあと一歩足りないかなぁという感じですが、2時間半という長丁場にもかかわらず殆どダレもなく、最近のハリウッド大作には珍しく脚本で見応えのある作品でした。

誰が内通者なのか分からない緊張感とR-15指定も納得の暴力描写によって高められていくテンションが、クライマックスで唐突に弾けるカタルシスはなかなか味わえません。
スコセッシが嫌々監督したリメイクでここまでのレベルなんだったら、オリジナルは相当面白いんでしょうね。
早く見ようと思います。

とりあえず分かった事はジャック・ニコルソンは格が違うという事。

最近はドラマやコメディ路線の作品ばかりでそれはそれで良い味出してましたけど、やっぱりこの人はこうでなくちゃね。
「バットマン」のジョーカー以来のハマり役かも知れません。
ディカプリオもマット・デイモンも、もう”若手人気俳優”ではない風格を見せ付ける演技をしてたんですけど、どうしても目は何かしでかしそうなジャック・ニコルソンを追ってしまう。

これはある意味キャスティング・ミスだったかも知れません…。
これだけ圧倒的な存在感を見せ付けられたのに、何でジャック・ニコルソンが助演男優賞にノミネートされなかったのか不思議でなりません。

マーク・ウォルバーグも確かに良かったけどあの髪型はちょっといただけないし(関係ないか)。

あ、ラストのねずみだけは完全に蛇足でしたね。


Similar Posts