アメリカのTIME誌で”ホラー映画ベスト25″を発表したそうです。
ランキングものにあまり興味はないのですが、テーマがテーマなので気にならないわけがない(笑)
で、早速見てみました。
汽車の到着
吸血鬼ノスフェラトゥ
オペラ座の怪人
フランケンシュタイン
フリークス
バンビ
悪魔のような女
ボディ・スナッチャー/恐怖の街
血ぬられた墓標
サイコ
血を吸うカメラ
血の祝祭日
ナイト・オブ・ザ・リビング・デッド
エクソシスト
悪魔のいけにえ
ジョーズ
キャリー
ハロウィン
エイリアン
ザ・フライ
黒い太陽七三一
ブレインデッド
オーディション
レッド・ドラゴン
ショーン・オブ・ザ・デッド
うーん…、アメリカンの感性はよく分からん(笑)
まぁPINK FLOYDがバカ売れする国だしね。
そもそもホラーをどう定義してるのかがそもそも分かりませんが、「恐怖」を感じるものがホラーであるなら少なくとも確信的にホラーをコメディへと昇華した「ブレインデッド」と「ショーン・オブ・ザ・デッド」は違うだろうと。
勿論どちらも傑作なので、そのチョイスは間違いではないのですが、このランキングをぶれたものにしていると思います。
まぁ全部タイトルは知ってるけど古い作品は見ていないのもあるので、偉そうなことは言えないんですけどね(どっちだ)
そんなわけで、私的ホラー映画ベスト25を思いつきで選んでみました。
苦情は一切受け付けませんが、これを読んだ方の「怖い!」と思った映画を教えてもらえると嬉しいです。
悪魔のいけにえ
凄まじい緊張感。こんなに不条理で密度の濃い作品はない。
ナイト・オブ・ザ・リビングデッド
社会の縮図、人間の狂気があの狭い空間で展開する恐ろしさはゾンビよりも上。
ジョーズ
人間の力など及ばない自然の怖さ。当時スピルバーグは27歳だったという恐ろしさも…。
エイリアン
人生初のトラウマ映画。一人で留守番してる時にテレビをつけたらチェストバスターが出てきました。
オールド・ボーイ
人間の業の深さ、罪深さを感じさせる傑作。それ故にDVDの封は閉じたまま。
エクソシスト
リンダ・ブレア怖すぎ。あとはやっぱり”Tubular Bells”。
カル
散りばめられた幾つもの謎が解けた時のあの感覚といったら…。
プラトーン
戦争の恐ろしさを知った映画。
ドーン・オブ・ザ・デッド
冒頭15分の圧倒的な掴み。そして救いの無さ。リメイク=駄作という公式を覆した傑作。
オーメン
ジェリー・ゴールドスミスのテーマ曲が怖すぎ。
シャイニング
最も美しいホラー映画。
死霊のはらわた
トラウマ映画その2。血のドロドロ感が怖い。
鳥
どんな生き物でも集団にすると恐怖の対象となる事を示した傑作。
ミザリー
熱烈なファンには気をつけろ。
スウィートホーム
黒沢清と伊丹プロのトラブルでずっとDVD化されていない名作。ゲーム版は更に怖いらしい。
バタリアン
衝撃のラストに唖然。
イレイザーヘッド
理解出来ない怖さ。ノイズが頭に響く…。
スクリーマーズ
B級だけど機械文明の恐怖を見事に描いている。
プライベート・ライアン
天才スピルバーグが本気になるとこうなるんです。
ファイナル・デスティネーション
日常の中に潜む恐怖。
ファニーゲーム
ひたすら不愉快な気分を味わい、突然それが怖さに変わる。
スターシップ・トゥルーパーズ
やりすぎな物量作戦に空恐ろしい恐怖を感じた。しかも虫だし…。
裸のランチ
狂気の想像力は限界を知らない。これもトラウマ映画。
セブン
ラストに至るまでの全ての過程を包む暗澹たる雰囲気が怖い。
火垂るの墓
怖すぎて見られません。絶対泣く。
ほんまホラーの隅々までよく知っているな、敬服する。
この日記を参考にいくつか観ようと思うわ。
いやいや、まだ見たことないの一杯あるよ。
きっとその内9割以上は外れやろうけど(苦笑)
でも、ドラマとかで外すとやり切れなくなるけど、ホラーだったらまだツッコミ入れて楽しめるしね。