テネイシャスD/運命のピックをさがせ!

tenaciousd.jpg誰よりもロックを愛するおバカな2人組が、ロックで頂点を目指す壮大な冒険の旅路を、“テネイシャスD”の真骨頂であるロック・スピリッツと過激な下ネタ、そして驚異のロック人脈を駆使して描き出すロックンロール・おバカ・コメディ。

出演:ジャック・ブラック、カイル・ガス、JR・リード、ロニー・ジェイムス・ディオ、ティム・ロビンス、デイヴ・グロール、ベン・スティラー、ミート・ローフほか
音楽:アンドリュー・グロス、ジョン・キング、テネイシャスD
脚本:ジャック・ブラック、カイル・ガス、リアム・リンチ
監督:リアム・リンチ



「バットマン/ダークナイト」などの幾つかのトレイラーの後、いつもと同じように盗撮禁止のCMが流れ、スクリーンにいよいよタイトルが登場。
その左下に燦然と輝く、”字幕監修:伊藤政則”の文字。
本編が始まる前にひと笑いしてしまいました、すいません。

ストーリーはもうくだらないの一言。
他に表現の仕様がないですね。
ジャック・ブラックのファンじゃないと正直厳しい内容だと思います。
映画というよりはむしろテネイシャスDのPVですねこれ。
でも、これだけくだらないストーリー、と言うか、中身があってないようなストーリーだからこそジャック・ブラックが好き放題暴れまくれて、その暑苦しい魅力を思う存分発揮出来たんだと思います。グロいホラーでもないのにR15に指定されてしまったのも納得の下ネタのオンパレードも全然エロくないのは、このジャック・ブラックの愛すべきキャラクターのお陰でしょうね。
こんなおバカな作品を堂々と作ってしまうジャック・ブラックを僕は愛さずにはいられません。

この作品にゲスト出演してるミュージシャンたちもきっと同じ気持ちのはず。
メタル界の北島三郎、ロニー・ジェイムス・ディオは本人役で登場。
ポスターの中からメロイック・サインで悩めるJBに進むべき道を指し示すという美味しい役柄でした。
ミート・ローフはJBの父親役で初っ端から登場して、JBの部屋のポスターを破りまくり(中にはQUEEN IIのポスターも!)、そして歌いまくり。
ここだけやたらとロック・オペラ。
流石JB、分かってます。
デイヴ・グロールは全身真っ赤なサタン役。
全然顔分かりませんでしたけど、フロントヘッドに”666″と書かれた3バスのドラムで嬉々としてロック・バトルしてました。

観なくても全然損はしない作品ですけど、個人的には何事にもこれくらいの気概をもって取り組まないといけないなと非常に勇気づけられました。
あ、ちなみにテネイシャスDの2人、ハモリがめちゃキレイです。



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