SF、反社会学、ホラー少々

紹介ついでに最近読んだ本も備忘録がてら、つらつらと書いときます。

サイエンス・インポッシブル―SF世界は実現可能かサイエンス・インポッシブル

タイムトラベル、透明人間、予知、テレポーテーション…。

SF好きならずとも知っている空想世界の魅力的な単語の数々。
現代の科学力でそれらは実現可能なのか?
そんな夢の詰まった一冊。

「空想科学〜」系とは一線を画した非常に真面目な内容で、しかも割と専門用語が出てくるんですが、そんな事が苦にならない程面白い。
だって、原子や光子レベルでは既にテレポーテーションが実現している、とか書いてあるんですよ。
めちゃテンション上がりました。

勿論、科学は万能ではないので、実現不可能なものもあるわけです。
でも、そんな実現不可能なものに対しても決して頭ごなしに否定せず、現在の科学力での検証とどういった技術や理論があれば解明、実現出来るのかを書いているところに、作者のSFへの愛を感じずにはいられません。
やたらと映画ネタが登場しますしね。
これはSF好き必読です。

反社会学講座反社会学講座

大学時代一番面白かったのが社会学の講義。
早い話、社会学は何でもありです。
この反社会学講座も同じく何でもあり。
ただ、その対象となっているのは世の中のおかしな常識や実情。
例を挙げると、

・子供がキレやすくなっているのは本当なのか?
・フリーターは悪なのか?
・少子化は果たして問題なのか?

などなど。

早い話が捻くれ者が知識と行動力を持つとこうなるという悪い見本です(笑)
きっちりと論理を組み立てながらも、その中にユーモアを忘れない文章が素敵。
社会のはみ出し者は必読です。

ナゴム、ホラーライフ 怖い映画のススメ (幽ブックス)ナゴム、ホラーライフ

綾辻行人と牧野修という2人の人気ミステリー作家による、ほんわかキャッチボール・エッセイ。
とにかく”ホラー”というジャンルへのひたむきな愛が溢れる内容に、読んでるこっちも幸せな気分になります。
登場する作品やその評価も個人的嗜好に見事にハマってて、「あぁ、だから綾辻作品好きなんだ」と妙に納得。

ダリオ・アルジェントへの偏愛ぶりから始まり、ゾンビやスプラッタは勿論、Jホラーやフェイクドキュメンタリー、B級からZ級まで、次から次へと広がり続けるこのキャッチボールの心地良さ。
ホラーファンならば、読み終えた時「ホラーを好きで良かった」と思えるはずです。

今度の休みはひたすらホラー三昧にしようか。
ゾンビ映画の特集でもしてみるか。
などと、影響受けまくり。
ホラーファン必読です。

あぁ、やっぱり本って良いですね。
次はどれ片付けようかな。


Similar Posts

コメント

  1. なおぢ says:

    量子レベルでは「どこにいるのか特定できない」のだから、テレポーテーションもありだよね。
    人間がテレポーテーションするのもありかなぁ。
    そういう話を聞くと波長を合わせたら普段見えないものが見えるってのはアリですね。
    あ、スプーン曲げは弱い所狙えば誰にでもできるのではないかな。
    この前、私バイクのミラー折りました・・・角度が悪いと思って調整しようと思ったら根本からぼきっと。

  2. sin says:

    特定出来ないというわけじゃないみたいなんですよ。
    僕たちがイメージするテレポーテーションとは少し違いますけどね。
    まぁ僕は専門家ではないんで詳しくは読んでみて下さい。

    スプーン曲げは、あれは単なる技術です。

コメントの受付は終了しました。