ふたりにクギづけ

51ueyqqekol.jpgお互いが腰の部分でくっついている結合双生児が繰り広げるドタバタとそんな2人の心の絆を、きわどい笑いを織り交ぜ描いたハートウォーミング・コメディ。

出演:マット・デイモン、グレッグ・キニア、エヴァ・メンデス、シェール、シーモア・カッセル、メリル・ストリープほか
音楽:マイケル・アンドリュース
脚本:ピーター・ファレリー、ボビー・ファレリー
監督:ピーター・ファレリー、ボビー・ファレリー


この作品を見るまでファレリー兄弟の作品は見た事がなかったのですが、この作品を見て一気にファレリー兄弟のファンになってしまいました。
ここまで笑わされて、その上泣かされる作品、そうはありません。

「結合双生児」を題材にしてる、というだけで顔をしかめる人もいるかも知れません。
実際、これを映画化する時も映画会社からは反対されたそうですし、日本公開もお蔵入り寸前だったとか。
確かにハンデを持ってる人に対する配慮は必要だと思いますが、それを殊更特別視するのはどうでしょう。
そういった事が少なからず、差別や偏見に繋がっているんじゃないでしょうか。
どこかに書いてありましたが、この作品に対して顔をしかめる人こそ偏見を持ってる人ではないかと思います。

この作品はそんな偏見を軽々と打ち砕くほどの、エネルギーを持っています。
人間の持つ温かさ、強さ、そして弱さをブラックユーモアを交えながら真っ向勝負で描き、見る者を勇気づけ、元気にしてくれる。
こういった作品が特別なものでなく作られるような社会になればと思います。

それにしてもマット・デイモンの演技の振り幅の広さには毎回驚かれます。
情けないダメキャラを演じたかと思えばタフなヒーローを演じ、会話のほとんどないミステリアスな演技を見せたかと思えば、この「ふたりにクギづけ」のような人間味溢れる演技を見せる。
特別好きな俳優じゃないですけど、気が付けばマット・デイモンの作品にいつも期待してしまっている自分がいます。
この“普通さ”が彼の持ち味であり、強みなんでしょうね。

見終わった後、ポジティヴな気持ちになれる素晴らしい作品です。


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コメント

  1. 「ふたりにクギづけ」…

    えーーーーーーーーーー、
    マット・デイモンがこんな作品に出てたの?的作品。…

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