オーメン

518gboxehl.jpg6月6日6時に産まれた悪魔の子ダミアンと彼の正体を探る父親の攻防を描いたオカルト・ホラーの傑作。

出演:グレゴリー・ペック、リー・レミック、デヴィッド・ワーナー、ビリー・ホワイトロー、ハーヴェイ・スティーヴンスほか
音楽:ジェリー・ゴールドスミス
脚本:デヴィッド・セルツァー
監督:リチャード・ドナー


1976年公開という事は30年以上前の作品。
まだ生まれてません。
流石に映像には時代を感じますが、内容的には「エクソシスト」と並んで「これぞオカルト!」といった感じで、今でも十分鑑賞に耐えうる正統派ホラー映画です。

この作品の最も優れた点は、劇中で起こる様々な惨劇を悪魔の仕業とも偶然の積み重なりとも取れるように描いている事。
悪を明確に描かない事によって生み出される暗澹とした雰囲気が素晴らしいです。
その雰囲気が見ている者にも纏わりつき、緊張感を高めていきます。
ダミアン役のハーヴェイ・スティーヴンスによる悪魔の微笑みや、公開当時は相当衝撃的だったであろうガラスでの首切断などのショック・シーンも決定的なポイントのみ使われていて、最後までその緊張感が解ける事はありません。

そして、この作品で忘れてはならないのがジェリー・ゴールドスミスによる素晴らしいスコア。
“Ave Satani”が流れ出す瞬間は何度見ても鳥肌が立ちます。
本当に怖いんですこの曲…。
アカデミー賞受賞も当然です。

現代が舞台で、ダミアンも三輪車じゃなくてキックボードに乗ってるらしいリメイク版は未だに見てませんが、出来はどうなんでしょう。


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